豪華キャストで話題を呼んだ木村拓哉さん主演『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)がついに今夜、最終回を迎えます。木村さんが演じる、刑務所から脱獄を図り逃走を続ける狩山陸は、事故の真相を暴くことができるのでしょうか……?
これまでのあらすじと見どころを一気におさらい
「龍神大橋」設計の責任者を担当していた、帝和建設の狩山陸(木村拓哉)。しかし完成した橋は崩落してしまい、狩山はその責任を被ってほしいと社長の磯田典孝(小日向文世)に頼まれ、会社のためにと受け入れてしまいます。思っていた以上に重い実刑を受けた狩山は刑務所に入りますが、妻の玲子(天海祐希)ががんで余命わずかと聞き、脱獄を図ります。狩山は、当時の部下で最も信用を置いていた南雲大樹(一ノ瀬颯)に、狩山の設計が事故の原因ではない証拠のデータを預けていましたが、そのデータは狩山の弁護士・秋澤良人(斎藤工)と社長らによって削除されてしまいます。秋澤を信じていた狩山は事実を知って彼を自分の担当弁護士から解雇。真実を暴くため、逃走を続けます。
都知事、社長、刑務官……真の黒幕は誰なのか
狩山が刑務所から逃走を図る際、それを見逃してくれた刑務官の林一夫(上川隆也)は、実は現都知事・榛名文江(賀来千香子)の学生時代の先輩でした。2人は“グル”になり、わざと狩山を逃走させたのです。その意図は何なのか……。橋はなぜ故意に壊されたのか。大きなわなにはめられた狩山の本当の味方は?
黒木と狩山の捜査により、龍神大橋は故意的に崩落させられた事故だったことが分かります。一体誰が、なぜそんな事故を起こしたのか。そして、裏で糸を引いている都知事の真意は何なのでしょうか。探れば探るほど裏がありそうな事件の真相を突き止めるため、狩山は磯田社長に事故の全ぼうをマスコミに明かすように迫り、起死回生を図ります。一方、狩山の鬼気迫る覚悟を感じ取った玲子も、ある「決意」を固めることに。
充実感あふれる笑顔で全キャストがオールアップ! 喜びのコメント
また、狩山の顧問弁護士でありながら、帝和建設の磯田社長と密通していた秋澤を演じた斎藤工さんは「第8話のラストで狩山夫婦のシークエンスを見て、“人間にしかできない何か”に挑んできた作品なんだなと感じました。木村さんを船頭にした、そんな船の一員になれて光栄です。狩山と秋澤には最初からかなり“誤差”がありましたが、撮影自体は“誤差なし”で取り組ませていただきました」と笑顔で振り返りました。
さまざまな人物の思惑により一層複雑に絡み合っていく、真実を巡る戦い。最終回で事件の真相はどう暴かれるのか、楽しみですね!
木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』
6月20日 21~22時9分放送 ※15分拡大スペシャル