植草美幸の恋愛・結婚相談ー編集部選ー 第1回

44歳、スペック自慢の学歴厨? 実家は太いが強烈な実母の高望みに応えられるのか?

婚活に励むユーザーから寄せられたお悩みに答える「植草美幸の結婚相談所マリーミー」。人気エピソードのなかから、44歳男性相談者のお悩みを紹介します。(サムネイル画像出典:「植草美幸の結婚相談所マリーミー」)

日本全国の婚活に励むユーザーから寄せられたお悩みにこたえるYouTube「植草美幸の結婚相談所マリーミー」チャンネル。人気エピソードから、「実家や家族にまつわるお悩み」を抱える44歳男性の相談を紹介します。

【実際の動画:44歳、スペック自慢の国家公務員、主張の強い実母に困惑】

相談者プロフィール

相談者本人:44歳男性
職業:国家公務員
年収:900万円
最終学歴:MARCH院卒(理系)
居住地:東京都
特長:丸顔、色白、彫が深い

「実家との結びつきが強い私は結婚できますか?」

「ある意味高望み、近年では稀なケースかもしれない」と前置きしつつ相談メールを寄せた44歳の国家公務員男性。MARCH院卒で「派手ではないがいいものを身につけている」「異性の友だちは多いが、彼氏はないけど旦那にはありと言われる」、また「鎌倉時代以来続く本家の長男で、両親は築300年の屋敷に移住している」、妹夫婦は「旧帝大院卒の研究職で職場婚しており、県下一の難関私立中学に入学した男の子が2人いる」などと実家や家族の自慢話をふんだんに盛り込みながら、ハイスペックなのに自身と釣り合う相手との縁がないことを数万文字の長文で嘆きます。

「自慢が多いよね」と呆れ気味の植草さんですが、さらにお相手への要望が続きます。

結びつきが強いという実家の母親からは「年齢が39歳まで、学歴は短大・高専卒まで、ご両親が大卒であれば本人は高卒・専門卒まで許容。外見にはこだわらない。落ち着いた生育環境で、地元出身者なら旧家、神社、お寺出身の方が希望」と言われているようです。

「自分を客観視できている?」「ズレているのよ!」

「そもそもこの方、ご自身を客観的に見ることができていないんです。(中略)プロでも無理!?」と、厳しく指摘する植草さん。さらに、50年近く前に嫁いできただろう実母が「嫁に来るなら同じ踏み絵を踏んでほしい」と主張していることを問題視します。古い価値観を引きずる実母の高すぎる要求に応えようとする男性へのアドバイスとは?
 
 
この記事の監修者:植草 美幸

結婚相談所マリーミー代表。恋愛・婚活アドバイザー。ラジオやWebメディアも含め、年間約2000件の恋愛・結婚相談を有し、自身が代表を務める相談所では年間成婚率80%を達成するなど業界異例の成果を誇る。『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)をはじめテレビ出演多数。著書に『ドキュメント「婚活」サバイバル』(青春出版社)、『結婚の技術』(中央公論新社)など。 
次ページ
婚活の「実家問題」相談をもっと見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

連載バックナンバー

Pick up

注目の連載

  • 「婚活」の落とし穴

    結婚も出産も“しない”選択が増えた日本で、女性が「なんとなく29歳までに結婚したい」ワケ

  • 植草美幸の恋愛・結婚相談ー編集部選ー

    25歳女性、農家の実家に婿養子に入ってくれる男性を両親が切望「私は結婚できるのだろうか」

  • ヒナタカの雑食系映画論

    ドラマ版『ブラック・ジャック』は困惑の実写化? “女性化”が「許せない」「納得」それぞれの理由

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    東海道新幹線60周年。品川駅の「特大パネル絵」で振り返る、新幹線の忘れられないエピソード