「大きな省エネ、清らか空気、快適空調」を大切にしているエアコン「大清快 N-DRシリーズ」。好みやシーンに応じて巧みに風を操ってくれるような機能について、ショールームでチェックしてきました。
レーダー搭載により、「風よけ」も「風あて」も実現
その1つが「風よけ」機能です。書類を広げていたり、肌の乾燥が気になったり、風邪気味でのどが不快だったり。このようにエアコンの風にあたりたくないとき「レーダー風よけ」のモードにすれば、人をよけるように気流を制御してくれます。
しかも、人が動いてもレーダーで検知するため、室内での移動にともなって風の向きが自動で変わるという賢さ。これまでリモコンでルーバーの向きを調節していた筆者にとって、本当に夢のようです。
ちなみにレーダーによる「風あて」機能もあります。冬の帰宅後、すぐにぬくぬくしたい人には出番が多そうです。
風は出ているのに感じない「無風感空調」
でも、「大清快 N-DRシリーズ」には「無風感空調」という特許技術があるとのこと。室内の温度を一定に保つための風は出ているにもかかわらず、その風を感じないのです。
その決め手は、写真のように多数の穴があいている「無風感ルーバー」。筆者は「これだけで本当に風を感じられなくなる!?」と驚きましたが、冷房・除湿・空気清浄の使用時、吹き出し口の一部の風がこの穴を通り抜けた速い風が通常の風とぶつかり拡散することで、無風感空調になるそうです。
実際、吹き出し口に手をあてると風は出ているものの、ちょっと離れてみるとご担当のかたに説明を受けたとおり、まさに無風感でした。エアコンによって肌寒くなるのが苦手、ほこりの巻き上げが気になる、などという人にもうれしい機能ではないでしょうか。
ちなみに、暖房として使用する際は、吹き出し口からの送風を無風感ルーバーが上から押さえ込むようにはたらくそう。温風が床面に送り込まれるため、この場合もまた体に直接風があたりません。年間を通して使える機能で、なんともありがたい限りです。
風のありなしを左右で分割できる「セパレート無風感ルーバー」
写真のように吹き出し口から少し離れたところの風車をみてみると、エアコンに向かって右は勢いよく回るほど風が出ていますが、左はぴたりと止まっていて無風感なのがよく分かります。
夏、リビングでテレビを見ている娘の体感に合わせてエアコンを使うと、筆者はキッチンで汗だくになりながら料理、ということもよくありました。でも、この「セパレート無風感ルーバー」で左右別々に気流を制御できれば、キッチンにいる筆者だけしっかり風があたるように調整できるということ。このようにどちらも心地よく過ごせる空間は憧れです。
エアコン運転停止中も汚れを発見して空気清浄
エアコンと空気清浄機の計2台を稼働させている筆者の家では、エアコンはつけっぱなしにしない、空気清浄機はつけっぱなし、という使い方をしています。そのルールに基づくと、空気清浄つきエアコンはどのように使ったらいいのかよく分かりませんでしたが、「空清みはり」を味方にすればエアコンにお任せできて便利です。
PM2.5など空気の汚れはエアコンの側面にあるセンサーで測定し、前面の「エアモニター」のランプの色で知らせてくれます。汚れていれば赤で、キレイになるほど、黄、緑へと変化。空気清浄が必要なくなれば自動で停止します。
昨今、筆者のまわりで年間を通してエアコンを使う人が増えていますが、このエアコンの先進機能こそ、24時間365日いつでも快適に過ごせるカギを握っていると言えそうです。
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大清快 N-DRシリーズ