夏休み目前の7月に入り、お出かけする機会も増えてくる時期です。都内の美術館では、夏休みに向けた特別展、企画展も多数開催されています。
All About編集部は、5月23日~6月22日の期間、全国10〜70代の男女261人を対象に、「東京の美術館」に関する独自アンケート調査を実施しました。今回はその中から、「好きな東京の美術館」ランキングを紹介します。
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第2位:国立西洋美術館(台東区)
第2位は、上野恩賜公園内に位置する「国立西洋美術館」でした。世界遺産に登録されている建物内に、ルネサンスから20世紀初頭までの西洋の絵画、彫刻、版画などを所蔵する、日本随一を誇る西洋美術専門の美術館です。クロード・モネの『睡蓮』やオーギュスト・ロダンの彫刻『考える人』をはじめ、ピエール=オーギュスト・ルノワールやパブロ・ピカソら、知名度の高い作家による作品が並びます。
回答者からは、「西洋の美術を存分に楽しめるからです(23歳女性)」「『モナ・リザ』が日本に来日したように、なかなか目にできない世界の名画と出会えるから(53歳女性)」のほか、
「常設展、企画展、小企画展までバラエティに富んでいて毎回違った楽しみ方ができるからです(37歳男性)」「低コストなため(30歳女性)」など、国立ならではの入館料の安さから定期的に通っている、といった声が集まりました。
第1位:三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市)
第1位は、「三鷹の森ジブリ美術館」でした。三鷹市にある緑豊かな井の頭恩賜公園内に位置します。『となりのトトロ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など、数々の名作アニメーション映画を製作した、スタジオジブリの作品世界を体験できる、日本初のアニメーション美術館です。回答者からは、「幼い頃から見てたジブリの世界観を体感できる(25歳女性)」「ジブリ作品の中にいるような気持ちになれるから(36歳女性)」「芸術と遊び心が融合しているから(43歳男性)」など、ジブリ作品の世界観を体験できるから好き、という声が多数寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About NEWSでのライター歴は5年。