MMD研究所は、18~69歳の男女2万5000人を対象に実施した「楽天モバイル0円廃止発表後の実態調査」の結果を発表しました。
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」(0円プラン)が廃止され、7月1日に新プランに自動移行するにあたり、6月10~13日の3日間に渡ってスマホユーザーの動向を調査したものです。※KDDIの通信障害発生前に実施
メイン利用1位は「docomo」、サブ利用1位は「楽天モバイル」
メイン利用の通信サービスで最も多かったのは「docomo」(29.4%)、次いで「au」(19.0%)、「SoftBank」(12.2%)。「Rakuten UN-LIMIT(楽天モバイル)」は8.2%でした。
3大キャリア(docomo、au、SoftBank)のオンライン専用プラン「ahamo」(4.5%)、「povo」(1.9%)、「LINEMO」(0.9%)と合わせると、4キャリアの合計は75.9%となっています。
一方、サブで利用しているスマホの通信サービスを調査したところ、最も多かったのは「Rakuten UN-LIMIT」(20.0%)、次いで「docomo」(18.4%)、「au」(14.4%)でした。
Rakuten UN-LIMIT、メイン/サブともに直近通信量「1GB以内」が最多
Rakuten UN-LIMITの「メイン利用者」と「サブ利用者」に、直近で利用した月間通信容量を聞いたところ、「メイン利用者」は「1GB以下」が48.9%、「2〜5GB」が22.1%、「21GB以上」が10.7%という結果に。
「サブ利用者」は、「1GB以下」が62.8%、「利用していない」が11.1%、「2〜5GB」が9.9%でした。
他社乗り換え先はメイン/サブともに「povo」が圧倒的1位
「Rakuten UN-LIMIT」の利用者に継続・他社乗り換え・解約意向について聞いたところ、「メイン利用者」は「継続」が65.4%、「乗り換え」が29.0%、「解約」が5.7%でした。
一方「サブ利用者」は「継続」が34.6%、「乗り換え」が32.7%、「解約」が32.6%となっており、綺麗に意見が分かれていることが判明。
「他社乗り換え」を選んだ人に、検討先を聞いたところ、メイン利用者、サブ利用者ともに1位は「povo」でした。それぞれ2位以下に大きな差を付けています。
なお、本調査は7月2日に発生したKDDIの通信障害前に実施したものとなります。
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