クールビズの期間は5月1日から
今年で13年目となるクールビズが5月1日から始まる。環境省の発表によると、2017年度のクールビズ実施期間は5月1日から9月30日までとなっている。
クールビズの実施期間は当初は6月1日から9月30日だった。しかし、2011年の東日本大震災および東京電力・福島第一原子力発電所の事故を経て、前後1カ月ずつ拡大し、2015年度までは5月1日から10月31日となっていた。
なお、6月1日からは「スーパークールビズ」と称して、さらなる軽装や勤務時間のシフトを推奨。早朝勤務やフレックス勤務を導入する企業も、少しずつですが増えているといわれる。
クールビズとは
そもそもクールビズ(COOL BIZ)とは、地球温暖化対策のため、平成17年度から環境省が提唱し始めたもの。「冷房時の室温が28℃でも快適に過ごせるライフスタイル」を指す。
クールビズというと「ジャケットを着用しない」「ノーネクタイの軽装で働く」というイメージが強いが、オフィスにおける服装だけでなく、早朝出勤など勤務時間の調整、空調など、節電のための様々な工夫が含まれる。
クールビズの由来・語源
クールビズは造語。平成17年2月、京都議定書が発効されたのをきっかけに、環境省の一般公募で選ばれたという。涼しい・かっこいいの意味のcoolと、ビジネスの略語であるbizを組み合わせた和製英語になる。
なお、似たような言葉で「省エネルック」がある。これは1979年、第2次オイルショックに大平正芳内閣(当時)が提唱した夏の軽装のこと。「半袖スーツ」など、お世辞にもおしゃれとはいえない服装で、普及しないまま失敗に終わっている。
クールビズの服装は?注意点やマナー
スーツ着用の職場に勤める人にとってはクールビズにおける服装が最も気になるだろう。オフィスマナーを守り、かつ涼しく快適に過ごすには、環境省が出している服装のガイドラインが参考になる。
「ノーネクタイ・ノージャケットで半袖シャツ」がクールビズの基本的なスタイル。6月1日からのスーパークールビズ期間はポロシャツもOKとされている。
仕事の能率を下げずに快適に過ごす工夫をし、地球温暖化対策や節電に取り組んでみてはいかがだろうか。
参考記事
▼男性向け
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ノージャケット・ノーネクタイでもダサくならないコツ - 新入社員へ贈る、クールビズファッションの色の基本
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▼女性向け
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