VUILD株式会社
~ 2023年までに100棟の住宅建設を目指す ~

「建築の民主化」をビジョンに掲げ、デジタル技術を活用した住宅産業のDXを目指す建築テック系スタートアップのVUILD株式会社(ヴィルド。以下、VUILD)は、小泉文明氏、塩田元規氏、遠山正道氏などのエンジェル投資家と、株式会社アンドパッド、株式会社カヤック、株式会社BIOTOPEなどの事業会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額1億円強の資金調達をしたことをお知らせします。これにより、当社の累計資金調達総額は約5億円となりました。 VUILDでは今回の資金調達によって、新規事業であるデジタル家づくりプラットフォーム「Nesting」を中心に開発体制や組織体制を更に強化し、事業の拡大をさらに加速させビジョンの実現を目指しています。



●直近の事業状況と今後の展開


2017年秋に創業したVUILDは、高度に専門分化している建築産業を、デジタルテクノロジーを活用することで民主化し、生活に必要な家具や建築物などを誰もが自分の力で作ることが出来る世界の実現を目指しています。
これまで、国内におけるデジタルファブリケーションの製造プラットフォームを構築するため、米国製3D木材加工機「ShopBot」の導入を全国80カ所以上(2021年10月現在)でおこない、家具や住宅のパーツをこれらの拠点からクラウドで分散加工できる流通プラットフォーム「EMARF」の提供などを進めてきました。

そして本年5月には、デジタルファブリケーション技術を駆使した次世代の住宅供給を目指し、デジタル家づくりプラットフォーム「Nesting」を発表しました。
「Nesting」は、発表と同時に先行ユーザーの公募を開始したところ、数日で50件以上の応募を頂くなど大きな反響が寄せられました。現在は今秋に竣工する1棟目を皮切りとして、すでに15棟のプロジェクトに着手しており、2023年までに累計100棟の建設を目指しています。さらに、ユーザーが自分で住宅を設計することのできるアプリも、今秋の公開を目指して開発を進めています。

〈1棟目の施工の様子〉





●引受先からのコメント

小泉文明氏
▲ 小泉文明氏
秋吉さんと話して僕が最も興味を抱いたのは昔の家造りの話だった。家主が棟梁と二人三脚になって自らの好きな形をデザインし作っていく話は、今の効率化され画一化された家造りとは全く違っている。VUILDがやろうとしている世界は、このプロセスをテクノロジーを駆使して今の時代に会ったカタチにもう一度民主化していくことだ。
僕がテクノロジーやインターネットが好きなところは個のエンパワーメントであり、VUILDがこの仕組みを変えていくことに応援したいと思っている。

塩田元規氏
▲ 塩田元規氏
建築っていう産業も民主化されていくのいいですよね。ネットでユーザーがいろんなコンテンツを作って共有していくように、全ての人が設計者になっていろんなデザインの建物が出来上がっていく世界はワクワクしますね。リアルな世界がもっと面白くなりそうです。僕自身も色々な建物を作って遊びたい!応援してます。

遠山正道氏
▲ 遠山正道氏
グッドデザイン賞の審査で出会った。最初は地域の森林を舞台にした地産地消建築とでもいうようなものだと思ったが、知るうちに、これは個人と社会とを結ぶ自律的生き方の実装なのだと会得した。個人では御せない建築という単位を個人の発想と手段で実現させていくこの発明は、我々に豊かな生きる機会を与えてくれるのだろう。

稲田武夫氏
▲ 稲田武夫氏(株式会社アンドパッド 代表取締役)
VUILDは、設計集団でありながら、誰よりもユーザ視点で、商慣習に囚われない変革を志し、誠実かつ颯爽と駆け抜けているユニークな存在です。VUILDが掲げる「建築の民主化」に近道はなく、長く深いチャレンジかと思いますが、秋吉さんとの議論を通じて、技術のみならず、それをやり遂げる覚悟に強く共感をしております。また、サービスにおいても、分散型製造ネットワークの展開が遠心力となり、新たに始まったデジタルでの木造建築の変革が加速度的に広がり、より一層、建築業界から期待される存在になると確信しております。弊社ANDPADとの協業も進め、VUILDの成長、そして、建築業界のデジタル化の促進につながることを楽しみにしております。


柳澤大輔氏
▲ 柳澤大輔氏(株式会社カヤック 代表取締役CEO)
住む場所、働く場所を選べるようになって、住居や移動の概念も大きく変わるのだろうと思います。3Dプリンタを車に乗せて旅して、気に入った場所にシュルシュルと家を建てて、解体してまた移り住む。そんな世界がくるのかもしれない。「建築の民主化」と秋吉さんは言います。誰でも家を建てられる建築がVUILDによって現実になろうとしています。僕たちカヤックは地域通貨事業に取り組んでいますが、中央銀行だけがお金を発行する世界から、たくさんの地域通貨が生まれていくように、きっと社会の仕組みは大きく変わっていく。テクノロジーが変える新しい未来を、VUILDと一緒に拓いていきたいと思います。
佐宗邦威氏
▲ 佐宗邦威氏(株式会社BIOTOPE 代表)
VUILDという建築テック企業は、人間が自分の頭と体を使って自分の環境をデザインする力を身につけ、ライフスタイルを創造していける社会を作りたいというビジョンを持っている。これは僕らBIOTOPEが持つ、誰もが持つ創造力を解放し、希望の物語を作れるようにするという未来の社会観が完全に合致している。僕らはVUILDと、デジタル家づくりプラットフォームNestingを共同で構想し、伴走していく取り組みを通じて、地域の森林資源を活用しエコで創造的なライフスタイルをデザインする営みは、デジタルファブリケーションという技術と、地に足のついた豊かさを稼ぎ出す人間性を両立させる未来の希望となりうるプラットフォームを作れる会社だと感じている。次の時代の人間的なライフスタイルを作るための旅路は長いが、すごいスピードで実現可能性が見えていなかった構想が形になっていく本物のイノベーターとの共創をしていくその過程はワクワクする楽しいものだし、きっとそれは今後多くの人が求めていく新しい人生の楽しみ方をいち早く体験しているのだと思っている。

●代表者メッセージ:VUILD株式会社 代表取締役CEO 秋吉浩気

秋吉浩気
行き過ぎた資本主義が引き起こす「気候変動や格差の問題」を、資本主義の力を逆手に治癒すること。そのためは金融資本主義の歯車として機能していた住宅を「脱商品化」すること。この2つの主題から始まったデジタル家づくり事業「Nesting」は、構想の公開から約半年で1棟目が上棟し、間も無く竣工を迎えます。建築の民主化という社会変革に挑む私たちのロードマップは、OSやプラットフォームの構築(ShopbotやEMARF)から地道にやってきましたが、遂に住宅(Nesting)というコンテンツを発する段階にまで来ています。「サスティナビリティとウェルビーイングに寄与する家づくり」というビジョンで立ち上げたNestingは、多くの人のニーズとマッチし、既に50組以上の方が建設を希望されています。今回の資金調達を助走として、進行中の約15棟のプロジェクトのみならず、2023年までに100棟の供給を目指します。今回、実際に世の中を変えてきた先輩起業家の皆さんが株主として仲間になってくれたことは心強く、今後は彼らと共にビジネスモデルなど事業面での仮説検証を約半年かけて行い、再度大型の資金調達を来年春以降に実施することで、より事業を加速させたいと考えています。

【VUILD株式会社】
代表者:秋吉浩気(代表取締役CEO)
創業:2017年11月21日
本社:神奈川県川崎市川崎区日進町3-4 unico1F-A
事業内容:建築設計、木製品開発及び製造、CNCルーターの販売、デジタル人材育成、事業開発支援、ITサービス開発
Web:https://vuild.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/vuildinc
note:https://note.com/vuild
facebook:https://www.facebook.com/VUILD.co.jp/
instagram:https://www.instagram.com/vuild_official/
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