GeneTex International Corporation
インフルエンザ


国際的な抗体メーカー大手GeneTex社は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、ジカウイルス、デングウイルス、およびその他のウイルス病原体に対する研究用抗体を提供しており、その品質と広範なラインナップはウイルス学研究者に定評があります。この度GeneTex社ではインフルエンザウイルスA型およびB型の核タンパク質(NP)を広く認識する一連のリコンビナントウサギモノクローナル抗体を新発売し、同社の既存のインフルエンザウイルス抗体のラインナップを拡大しました。新発売されたリコンビナントモノクローナル抗体は研究用として開発・販売されていますが、診断キットの研究開発での応用にも期待されています。





インフルエンザA型とB型はいずれも重症化および感染拡大のリスクがあり、特にインフルエンザA型は大流行に発展します。インフルエンザA型はウイルス表面抗原のノイラミニダーゼとヘマグルチニンの種類によって同定され、複数種類存在する亜型のうちH1N1およびH3N2が人の感染に関与しています。核タンパク質(NP)はウイルスRNA構造、核輸送、ウイルス増殖など多岐渡る機能を有しているうえ、配列が高度に保存されていることから、新しい抗ウイルス療法とユニバーサルワクチンを開発するうえで注目すべき標的となっています。したがって、NPに対する抗体はインフルエンザ研究、ワクチン研究にとって非常に有用で、診断キット開発への応用も期待できます。

新製品のインフルエンザAおよびB抗体は、GeneTex社のリコンビナント抗体製造施設で作成されています。インフルエンザA型NPには3つのリコンビナント抗体(商品コード[クローン名]:GTX636199 [HL1078]、GTX636247 [HL1089]、GTX636318 [HL1103])があり、B型 NPには3つ(商品コード[クローン名]:GTX636099 [HL1068]、GTX636100 [HL1069]、GTX636194 [HL1073])があります。GeneTex社の社内テストでは、6つの抗体すべてが間接ELISAで良好に機能することがわかりました。インフルエンザA抗体をサンドイッチELISAの捕捉抗体・検出抗体ペアとして用いた4つの組み合わせでは、ピコモルレベルの感度で少なくとも16種類のH1N1およびH3N2のNPを認識しました。また、3つすべてのインフルエンザA抗体は、ウエスタンブロットでもほぼすべての16種類のNPを検出することができました。インフルエンザB抗体では、少なくとも9つのインフルエンザBのNPに対して、2つの抗体ペアがサンドイッチELISAで、3つの抗体すべてがウエスタンブロットで検出できることが検証されました。https://www.genetex.com/MarketingMaterial/Index/InfluenzaAB


GeneTex社では風土病研究および新興感染症研究を支援しており、今回のインフルエンザウイルス核タンパク質に対するリコンビナント抗体の発売をもうひとつのマイルストーンとして、今後も感染症研究に有用な製品の開発に尽力していきます。

GeneTex社製品は研究用です。診断や治療など、研究用途以外には使用できません。

GeneTex社製品の日本国内でのお取り扱いに関しては、日本総代理店であるフナコシ株式会社にお問い合わせ下さい。URL:https://www.funakoshi.co.jp/contents/7763

GeneTex社について: GeneTex社は抗体メーカーとして世界中の研究者やバイオテクノロジー業界でご愛顧いただいています。私たちの使命は、お客様に信頼できる試薬を提供し、ライフサイエンス研究の発展に貢献することです。
GeneTex International Corporation
Email: international@genetex.com
https://www.genetex.com/
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