恋愛ドラマには欠かせない、主役のカップルを引き立てる「当て馬役」。多くのドラマに登場しますが、果たしてどのキャラクターが人気を獲得したのでしょうか?
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2位:中津秀一(演・生田斗真)『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』/80票
2位は、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)に登場する「中津秀一」です。同作は、中条比紗也さんの人気コミック『花ざかりの君たちへ』(白泉社)が原作で、堀北真希さんが主演を担当したドラマ。主人公の芦屋瑞稀が性別を偽って男子生徒になりすます学園青春ラブコメディー作品で、中津は生田斗真さんが演じました。
明るくムードメーカーなイケメンの中津は、スポーツ万能なサッカー少年。瑞稀が女性だと知らずに惹かれ、作品の中では一途な思いを各場面で見せています。つい応援したくなるキャラクターで、多くの票を獲得しました。
回答者からは、「好きな人を影で支える事や、友人が落ち込んでると元気を与えるところが魅力的」(50代女性/愛知県)、「かっこよくて主役くらい目立っていて、話の面白さは間違いなく生田斗真さんが出していたと思う」(30代女性/岩手県)、「絶対この2人はくっつかないってわかりきってるからこそ、見ていてむず痒い気持ちになって良かった」(20代女性/新潟県)などの意見が寄せられました。
1位:花沢類(演・小栗旬)『花より男子』/158票
1位に選ばれたのは、『花より男子』(TBS系)に登場した「花沢類」でした。神尾葉子さんの同名コミック(集英社)が原作のドラマで、主人公・牧野つくしを井上真央さんが担当。類は学園を牛耳る御曹司4人組「F4」のメンバーで、小栗旬さんが演じました。
曲者ぞろいの「F4」の中で、類はクールでマイペースな性格のキャラクター。あまり感情を表に出さないイケメンですが、つくしのピンチに必ず現れる王子様的な存在として大活躍します。つくしに恋心を抱きますが、親友である道明寺司のために身を引いた姿はまさに最強の当て馬だと言えます。
回答者からは、「視聴者が類とくっついてもいいのでは無いか? と思わせるキャラクターで物語を盛り上げてくれた」(30代女性/神奈川県)、「主人公を一途に想いながらも、決して押しつけがましくないやさしさや距離感に心を打たれました」(30代男性/千葉県)、「当て馬役なのに最後までカッコ悪いところは見せなかった」(60代女性/静岡県)などの意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。



