40代正社員の年収帯ランキング！ 2位「400～500万円未満」、1位は？ 平均値や中央値、男女差、年齢別も

転職サービス「doda（デューダ）」は、20～65歳の正社員男女約63万人のデータをもとにした「平均年収ランキング」を発表しました。2022年9月～2023年8月の1年間にdodaサービスに登録した人を対象としており、2023年最新版の調査結果です。

本記事では、年齢別「40代」の年収事情を詳しく紹介します。

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40代の年収分布、最多は「300～400万円未満」

40代の年収分布を見ると、最も多い年収帯は「300～400万円未満」（21.1％）となっています。これに続いて2位が「400～500万円未満」（20.1％）、3位が「500～600万円未満」（15.7％）です。

男女別の平均年収、175万円の差

40代全体の平均年収は511万円です。男女別に見ると、男性は585万円、女性は410万円と、175万円の差があります。49歳では男性の平均年収が611万円、女性が410万円と、約200万円の開きがあります。

また、中央値は40代全体で450万円。男性で530万円、女性で360万円となっています。

年齢別の年収推移、緩やかな上昇傾向

40代の中でも、年齢によって年収に違いが見られます。40歳では495万円だった平均年収が、43歳になると507万円に上昇。さらに46歳では519万円となり、49歳で531万円に達します。ただし、30代と比べるとその上昇幅は小さくなっています。

業種別では、「IT／通信」が618万円でトップ。次いで「金融」（598万円）、「総合商社」（590万円）と続きます。職種別では、「専門職（コンサルティングファーム／専門事務所／監査法人）」が720万円と最も高く、次いで「企画／管理系」（654万円）、「技術系（IT／通信）」（642万円）となっています。