テレビ、舞台、コンサートと大活躍を続けている、ジャニーズ事務所所属の9人組男性アイドルグループ「Snow Man」。2022年は発売した楽曲がどれも大ヒットし、2023年はさらなる活躍が期待されています。
各メンバーは、俳優やモデルのほか、タレントとしてバラエティ番組など多方面で活動中。そんな大人気のSnow Manですが、実は各メンバーについてはあまり知らない人もいるのでは。この記事では、元テレビ局スタッフの筆者がSnow Man各メンバーの魅力をご紹介。今回は宮舘涼太さんの魅力を解き明かします。
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貴族キャラが他にはない独特な世界観を作り出す
ファンから「舘様」と呼ばれる宮舘さんは、グループの中でも異色の存在です。上品な顔立ちを生かして「貴族」的な立ち振る舞いをし、その「ロイヤルな世界観」という設定がバラエティ番組などでいじられています。Snow Manの中でも、貴族というキャラ設定がある宮舘さんは分かりやすいジャニーズアイドルといえるかもしれません。
曲の中でもセリフが出てくる際には、セクシーでナルシストな言葉を選択。その魅力は、他のアイドルにはない面白さを生み出しています。
独特な感性は、出演中のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)でも遺憾なく発揮されています。ロケに出ることも多い宮舘さんは、お笑い芸人に負けない天然ボケやコメントを連発。いまや、番組になくてはならない存在にまで成長しています。
歌舞伎公演への出演で、アイドルとしての新たな可能性を見せる
そんな宮舘さんは、ドラマや映画よりも舞台での活躍が目立ちます。中でも注目されたのが、歌舞伎公演への出演。宮舘さんは、2023年1月6日から新橋演舞場で行われた「初春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』」に参加し、市川團十郎さん、市川右團次さんらそうそうたるメンバーと共演しました。
宮舘さんは、源義仲/木曽先生義賢役を演じ、大胆でフレッシュな演技が歌舞伎ファンからも評価されました。グループではアクロバティックなダンスもこなす宮舘さんだけに、舞台では体幹の強さを見せ、きれいな姿勢が歌舞伎にもマッチ。本人も、時代劇や大河ドラマへの出演を夢として語っているだけに、未来への可能性を感じさせる舞台となりました。
2019年には、市川海老蔵 第五回自主公演「ABKAI 2019〜第一章 FINAL〜『SANEMORI』」に出演していた宮舘さん。2023年の舞台でも成長した姿が見られるのが楽しみですね。
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