幸せを届ける笑ってるように見えるクルマたち

 最近のクルマでよく見られる釣り目ヘッドライト。これは空気抵抗なども考慮した結果、流線形とした方が有利であるという理にかなった理由もあるのだが、多くのクルマが釣り目ヘッドライトを採用している現在では癒し系の顔を持つクルマに目が行くことも少なくない。

 そこで今回は、まるで笑っているかのような柔和なフロントマスクを持つクルマをピックアップ。鋭い顔つきのクルマが多い今乗れば、注目を集めることができるかもしれない。

 

マツダ・ロードスター(3代目)

 気軽にオープンエアモータリングと人馬一体の走りが楽しめるモデルとして、日本のみならず世界中で多くのファンを獲得しているロードスター。可愛らしい顔というと、リトラクタブルヘッドライトを持つ初代モデルが知られるところだが、笑っているように見えるという点では3代目の中期型、通称NC2が該当するだろう。
 

 初期型は初代ロードスターを意識した楕円型のバンパーダクト形状となっていたが、中期型ではマツダのアイデンティティだった5角形グリルを採用したことで笑っているように見えるのだ。

 この5角形グリルは2012年に登場した後期型でも継続採用されているが、中期型はフォグランプベゼルも上向きとなっていることで、より笑顔感が強調されている(後期型はフォグランプベゼルが下向き)。

 

日産 マーチ(4代目)

 コンパクトカーであっても釣り目型ヘッドライトが採用されることが多い現在において、2代目モデルから丸みを帯びたヘッドライトを採用し続けているマーチ。現在、日本で販売されている4代目も同様で、温かみのあるヘッドライトで癒し系のフェイスとなっている。
 

 初期型でも十分笑顔フェイスだったが、2013年のマイナーチェンジでバンパー開口部の両端にフォグランプ装着用の加飾が備わったことでそれがエクボのように見え、より笑っているように見えるようになった。

 

オースチン・ヒーレー スプライトMk-1

 元レーシングドライバーのドナルド・ヒーレー氏がオースチンと手を組んで設立されたオースチン・ヒーレーブランドから1958年にリリースされたライトウェイトオープン2シーターがスプライトだ。
 

 もともと若いユーザーをターゲットとし、軽量かつ安価なスポーツカーとしてリリースされた同車は、ボンネット上にちょこんと乗っているかのようなヘッドライトがエクステリアの最大の特徴で、グリルの形状と相まってなんともユーモラスな雰囲気を持っている。
 

 じつはこのヘッドライト、点灯しないときは格納されるリトラクタブルヘッドライトとしてデザインされていたのだが、コストの兼ね合いで固定式になったという逸話があり、そのおかげでフロッグアイ(英国)やバグアイ(アメリカ)、カニ目(日本)といった各国での愛称にも繋がったと考えれば、むしろ固定式にしてくれてよかったとも思えてしまう。

 

スバル・プレオニコット

 1998年に登場したスバルのトールワゴン、プレオに2000年に追加された派生グレードのニコット。その名のとおりニコっとしたフロントマスクが最大の特徴で、元々は1999年に開催された東京モーターショーにCNGエンジン搭載車として参考出品されたモデルだったが、そのルックスが好評を博したために市販化されたものだった(エンジンは通常のガソリンエンジンとなっている)。
 

 ベースはSOHCマイルドチャージ(スーパーチャージャー)エンジンを搭載したCVT車で、エクステリアはフロントセクションの変更が中心。イメージカラーがイエローだったこともあって、某有名ゲームキャラクターを意識したのでは? と別の意味でも話題となった1台だった。

Text:小鮒康一

提供:WEB CARTOP

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