️基本動作『マテ』は覚えてもらうべき!

みなさんは愛犬にどのような基本動作を覚えさせていますか。「おすわり」「お手」は基本的な動作として覚えさせている飼い主さんが多いです。中でも「マテ」は「おすわり」と並んで必要なコマンドの1つです。

「マテ」を覚えることで散歩中や外出先など、興奮状態に陥った時にも「マテ」の指示に従い気持ちを落ち着かせることができます。また、人や他の犬に飛びかかろうとした時にも、「マテ」のコマンドでトラブルを回避することもできるのです。

こうした理由から「マテ」と「おすわり」は、特に犬に覚えさせるべきコマンドとして推奨されています。

 

『マテ』の教え方

「マテ」を教える際は、必ずご褒美や褒めるといったアクションを取り入れることが大切です。

例えば、愛犬の目の前におやつを置き「マテ」と指示をします。食べようと動いてしまった場合は、すぐにおやつを取り下げ再び始めから挑戦させましょう。

最初は短い時間(2〜3秒)から始め、徐々に「マテ」の時間を長くします。ある程度の時間「マテ」ができたら「よし」の合図を送り、おやつを食べてもいいことを伝えましょう。

このような方法を毎日繰り返し行うことで、犬は「マテ」をすると良いことが起こると学習します。すると、積極的に「マテ」の指示に従うようになってくれますよ!嫌がるような素振りを見せた時は、再びやる気が出るまで一旦トレーニングを終わりにしましょう。

 

犬に絶対してはいけない『マテ』の仕方4選

犬に「マテ」を指示する際、以下のようなやり方は禁物です。犬が「マテ」というコマンドに対して悪い印象を抱いてしまい、積極的に指示に従ってくれなくなる恐れがあります。

 

1.あまりにも長い時間マテさせる

必要以上に「マテ」を長くさせすぎると、次第に集中力が切れたりストレスを感じたりして、「マテ」ができなくなります。犬自身も「マテ」に対して悪いイメージを抱いてしまうため、次から指示しても聞かなくなる恐れもあるのです。

特に、犬にとってごはんは重要です。ごはんを目の前に置かれ必要以上に長い時間「マテ」を指示されると、飼い主に対する印象も悪くなってしまいます。

 

2.イライラした様子でマテを指示する

「マテ」を指示する際、イライラした様子でコマンド指示を出していませんか。犬はこうした飼い主の機嫌を敏感に察知します。コマンド指示を出される際に「怖い」と感じてしまうと、コマンド指示に対して悪いイメージを持ってしまいます。

すると、次から「マテ」を指示されるたびに「嫌なことが起こる」と勘違いしてしまい、犬によっては指示を聞かなくなったり飼い主から逃げたりすることもあります。

 

3.マテをさせるために恐怖で支配させる

マテを上手く行わせるために怒鳴ったり体罰を与えたりする飼い主がいますが、これではコマンド指示を出しているのではなく、恐怖で支配していることになります。指示通り実行できても本当の意味でコマンドに従っているとは言えません。

また、このように恐怖で支配させてコマンド指示を行わせると、「マテ」というコマンド指示に対して恐怖心を抱くようになります。

ある日突然、「マテ」という言葉に拒絶反応を示し、攻撃的な行動に出るようになる犬もいるため、恐怖で支配するトレーニング方法は絶対にやめましょう。

 

4.マテを指示する言葉が家族でバラバラ

待つという動作を指示する際、家族でコマンドを統一していますか。家族内で「マテ」「ストップ」など、コマンドが異なると犬は混乱してしまいコマンド指示に従わなくなります。

「マテ」に限らずコマンド指示を出す際は、必ず家族でコマンドを統一するようにしてください。もちろん、1人がいろんな言葉でコマンド指示を出すことも厳禁です。

 

まとめ

いかがでしたか。犬に「マテ」というコマンドは基本動作として必要なトレーニングの1つと考えられています。「マテ」を積極的に犬自身も楽しく行ってもらうために、飼い主は楽しいトレーニング方法を心がけましょう。
 

(獣医師監修:平松育子)

提供・わんちゃんホンポ

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