1.服を一日中着せている

人間が毎日の生活で自然に行っている習慣のなかには、犬に行うと悪影響を与えてしまうものがたくさん存在します。例えば人間と同じように愛犬に一日中服を着せてはいませんか?もし心当たりがあるのでしたら、それは犬にとってNGとなる習慣となりますので要注意といえるでしょう。

人間は常に服を着る習慣がありますので、寒い時期は当たり前のように愛犬に一日中服を着せている。といった飼い主はいることと思います。

しかし毎日ずっと服を着せていると…、犬は暑いと感じたときに自分で服を脱ぐことができず体温調整できないことで体調を崩したり、つねに服を着せていることで窮屈さを感じストレスを抱えやすくなったりすることがあります。

また長時間服を着せていると体に服がこすれることで皮膚が乾燥し、場合によっては擦り傷のようなケガを負ってしまう可能性もあるといえるでしょう。

さらには服の中が蒸れることで皮膚病を発症しやすくなってしまうこともあります。このように犬の体や皮膚は人間が思っている以上にデリケートですので、基本的に服は必要となるときだけ着せるようにしてあげてくださいね。

 

2.熱い食べ物をあげるのはNG

寒い時期にアツアツの食べ物を食べるととても美味しく感じますよね。猫舌という有名な言葉によって『猫は熱い食べ物が苦手』というイメージがあるかと思いますが、犬はそのような言葉がないので「犬は熱い食べ物が平気なのかな?」そう感じて愛犬に熱いスープやアツアツの食べ物を与えようとする飼い主はいるかもしれません。ですが熱い食べ物を食べさせるのは絶対NGとなりますので気をつけるようにしましょう。

人間は大昔から火を使って調理した熱い食べ物を食べてきた習慣がありますので、熱い食べ物に慣れていますし食べ方を熟知しているといえます。

しかし犬は熱いものを食べる習慣がなく、人間よりもご飯を勢いよく食べがちなので熱いものを食べるのが苦手となります。そんな犬に熱い食べ物を与えてしまうと…、勢いよくガブっと熱い食べ物を食べることで口の中が火傷してしまう可能性が非常に高いといえるでしょう。

何も知らずに勢いよく丸飲みしてしまった場合は口のなかだけでなく喉などにも火傷を負ってしまう危険性がありますので、絶対に熱い食べ物は与えないようにしてくださいね。

ちなみに犬は人肌くらいの温かさ(37度ほど)の食べ物は平気となりますので、温かい食べ物を与えたいときはそのくらいの温度まで冷やしてあげることをおススメします。

 

3.週に何度も耳掃除を行う

耳掃除は数分で終わるので時間があるときにパパっ!と週に何度か自分の耳を掃除している人はたくさんいると思います。そんな気軽にできる耳掃除を愛犬にも当てはめている飼い主は少なからずいることでしょう。ですが週に何度も犬に耳掃除を行うのはNGな行為となりますので気をつける必要があります。

犬の耳掃除を頻繁に行っていると耳の中を傷つけたり外耳炎などの病気を発症しやすくなってしまいます。また過度に耳掃除を行うことで耳の中の皮脂が過剰に分泌されやすくなり耳垢が溜まりやすくなってしまうことも珍しくありません。

犬の耳掃除は月に1,2回行うくらいでOKといえるでしょう。また、綿棒を使って擦るように耳掃除を行うと耳を傷つける可能性が高いので、耳掃除を行うときは耳洗浄液を染み込ませたガーゼを使って優しく撫でるように汚れを取ってあげることをおススメします。

耳の自浄作用がしっかりしていれば、奥の耳垢は外へ送り出されてきます。見える範囲の汚れを拭き取っていれば大丈夫です。

 

4.頻繁にシャンプーで洗う

人間はほぼ毎日シャンプーを使って頭を洗ったりボディソープを使って体を洗ったりと体を綺麗にする習慣がありますよね?ですが犬の場合は頻繁にシャンプーで洗うと皮膚トラブルが起きやすくなってしまいますので、週に何度もシャンプーで洗わないように気をつけましょう。

ちなみに「つねに愛犬の体を綺麗に保ちたい!」そう感じて頻繁にシャンプーを行っていると…、

  • 皮膚を守る役割をしている皮脂を取り除きすぎてしまう
  • 皮膚が乾燥してかゆみや炎症といった症状がでやすくなる
  • 洗いすぎることでフケが出やすくなる
  • 皮脂が過剰にでてしまう可能性が高い

といったデメリットがあらわれる場合が多いといえます。犬のシャンプーは2週間に1回、もしくは3週間に1回が理想的となります。お出かけなどによって少し汚れが気になった場合はぬるま湯で洗い流す程度にすることをおススメします。

 

まとめ

今回は犬にとってはNGとなる人間の習慣を4つご紹介しました。家で愛犬と毎日一緒に暮らしていると、自分の習慣をつい愛犬にも当てはめてしまうことがあると思います。

ですが犬に悪影響を及ぼしてしまう人間の習慣は数多く存在しますので気をつける必要があるといえるでしょう。愛犬に何かをしてあげるときは「これは犬に行っても大丈夫かな?」と疑問を抱く癖をつけると良いかもしれませんね。
 

(獣医師監修:平松育子)

提供・わんちゃんホンポ

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