メンテナンスはキャンプ場で済ませよう!

 2バーナーの油汚れがひどくて落とせないとか、ファニチャーの可動部分がシブくなって動かないなど、キャンプ用品を長年使っていると不具合も多くなってくると思います。

 そこで大事なのが日ごろのメンテナンスなのですが、しまってあるキャンプ用品をわざわざ出して、家でメンテナンスするのは面倒。結局「また今度やろう……」が続いてメンテナンスできず、不具合が生じてしまうことになりかねません。
 


 そうならないためにおすすめしたいのが、撤収しながらのメンテナンスです。収納する前にきちんと手入れをしておけば傷むことが少なく、キャンプ用品の長持ちにつながります。

 

バーナーの油汚れはアルコールで!

 料理を作ったあとのバーナー類には、油汚れやこぼれた汁などが付いています。これを放置しておくと落ちにくくなったり、カビやサビの原因になってしまうことがあります。前日の汚れくらいなら比較的簡単に落とせるので、放置せず拭き取るようにしましょう。
 


 油汚れは水拭きだけでは落としにくいので、アルコール除菌スプレーを使うと便利です。アルコールには油を溶かす働きがあるので、シュッとひと吹きすれば簡単に拭き取ることができます。

 

ファニチャーの汚れや水は拭き取って収納

 チェアやテーブルの脚部は、砂ぼこりで汚れたり雨で濡れたりしやすい部分。これを放置してしまうと、サビや細かい砂の影響で動きが悪くなってしまいます。
 


 ですから収納する際は、可動部分を中心に脚部全体の砂汚れや水気をしっかり拭き取っておきましょう。

 

ペグは「洗って乾かす」が基本

 地面に打ち込むペグには、使い終われば必ず土や砂の汚れが付着します。金属製のペグの場合、泥汚れなどをそのままにしておくと錆びだらけに……。表面的な錆びであればあまり問題ないですが、これが内部まで進んでしまうとペグの強度にも影響してしまいます。
 


 プラスチックペグの場合は錆びる心配はありませんが、泥が付いたままでは、収納している袋やケースが劣化したり、悪臭を発生する可能性もあります。

 そんなことから、使い終わったペグは水洗いして汚れを落とし、ウエスなどで水分を拭き取ったら、しっかり乾かして収納しましょう。

 

寝袋やマットは干してからしまおう

 人は寝ているあいだにコップ1杯分の汗をかくと言われているので、寝袋をそのまま収納してしまうと、カビや悪臭の原因になってしまいます。晴れていたら、コットやテーブルなどに広げて、収納前に干して乾かしておきましょう。
 


 また敷いていたマットも、地面からの湿気や結露で濡れていることがあります。その場合も寝袋同様、きちんと乾かしてから収納するようにしましょう。

 

修理が必要な箇所を見つけたらメモを

 メンテナンスをしている際に、テントの穴や金属パーツの錆びなど、修理が必要な箇所を見つけることがあります。その場で修理することができない場合は、メモを取っておきましょう。そうすれば、リペアパーツの購入や修理そのものを忘れてしまう心配はありません。
 


 また電池や燃料、ランタンのマントルなど、消耗品が切れてしまった場合もメモを取っておけば忘れる心配はありません。

 メンテナンスをしながらの撤収は、少々手間や時間がかかってしまいますが、そのぶんキャンプ用品を長持ちさせることができます。また、次回のキャンプで道具がキレイだと、気持ちがいいものです。ですからぜひ、撤収時のメンテナンスを習慣にしてみましょう。

Text:牛島義之
提供:Auto Messe Web

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