犬の寝顔は天使です
スヤスヤと幸せそうに眠っている愛犬を見るととても癒されますよね。
犬は一日平均して12~16時間の睡眠が必要と言われています。私たち人間の感覚でいくとと「寝すぎなんじゃない!?」と思うかもしれませんが、犬はしっかりと睡眠をとる必要があるのです。ですので、飼い主である私たちが愛犬の睡眠を邪魔するような行動は避けたいですよね。
そこで、今回の記事では「犬が寝ている時にしてはいけないNG行為」を4つご紹介していきたいと思います。ではさっそく見ていきましょう!!
寝ている時のNG行為1:大きい音を立てる
犬の聴覚は人間の4~6倍と言われており、私たち人間よりも音に敏感なのです。ですので、私たちにはそんなに大きく感じない音にでも反応して起きてしまうのです。
また、聴力と合わせた理由として、犬の睡眠の「質」が関係しています。
人間は深い睡眠(ノンレム睡眠、脳も体も休んでいる状態)が約80%、浅い睡眠(レム睡眠、脳は起きていて体は休んでいる状態)が20%と言われていますが、犬はこの逆で浅い睡眠が80%、深い睡眠が20%と言われています。
なぜ犬が浅い睡眠が多いのかというと、犬の祖先や野生の犬にとって「外敵に襲われる危険性」が常にあるからと言えます。
寝ている間にも、危険が迫ればすぐに起きて逃げ出すことができるように、浅い睡眠で体を休ませます。このような性質が犬に備わっているので、ペットとして安全な場所で暮らしている犬でも「浅い睡眠」を多くとるのですぐに音に反応して起きてしまうのです。
寝ている時のNG行為2:なでる(触る)
これは私もついやってしまうので反省したいところですが、スヤスヤと可愛い寝顔で寝ているワンちゃんを見ると、なでてみたり触れたくなりますよね。
しかし、犬からしてみれば、急に誰かに触られていると感じるので、とてもビックリするでしょう。中には気にせず眠り続けるワンちゃんもいると思いますが、私の愛犬はわりと神経質なので優しく触れても「ビクッ!」と起き上がってしまいます。
寝ているワンちゃんには触らず、そっとしておいてあげましょう。愛犬が起きたときに、たくさんスキンシップや遊んだりすればいいですもんね。
寝ている時のNG行為3:踏んでしまう
これは、飼い主さんと愛犬が一緒の布団で寝ている場合や、人間の通り道などで犬が寝ている場合にやってしまうかもしれない行為です。また、冬ならばコタツの中に犬がいて、気づかずに足を入れたら蹴ってしまった・・・なんてこともあるかもしれません。
特に超小型犬や環境に溶け込む毛色の犬を飼っていらっしゃるかたは、足元に気を付けながら歩かないと踏んでしまう恐れがありますので注意しましょう。骨格が細いわんちゃんですと骨折してしまう恐れがあります。
寝ている時のNG行為4:名前を呼ぶ
愛犬が寝ているとき、用もないのに名前を呼ぶことは止めましょう。名前に反応して起きてしまえば睡眠が妨げられます。また、日常会話に出てくる単語が愛犬の名前の場合、何気なくその単語を使っていて、愛犬が聞こえていれば反応してしまうかもしれません。
例えば「チョコ」ちゃんの場合、「チョコちょうだい!」のような会話にも反応して起きてしまうかもしれませんね。人間は無意識に使っていても犬は反応しているかもしれません。
さいごに
いかがでしたでしょうか。愛犬が十分に良質な睡眠がとれるように、飼い主さんは協力していきたいですね!
提供・わんちゃんホンポ
【関連リンク】
犬に与えてはいけない『水』5選
犬が『クーン』と鳴く時の心理5選
犬が玄関で飼い主を待ち伏せする心理4つ
何年も鎖で繋がれ孤独に生きてきた犬
【話題】まるで妖精!神々しい犬