「転職時に役に立ったスキル」ランキング! 3位「語学スキル」2位「コミュニケーション力」 1位は?

ビスヒッツが実施した「転職で役立ったスキルに関する意識調査」によると、「転職で役立ったスキルランキング」3位「語学スキル」、2位「コミュニケーションスキル」、1位はオフィスワークで必須の?

ビズヒッツは9月21日、「転職で役に立ったスキルランキング」を公開。過去に転職を経験したことがある全国の男女500人にアンケート調査を実施し、ランキングにまとめたものです。本記事では役に立ったスキルTOP3を紹介します。
 

第3位:語学スキル(54人)

3位は、「語学スキル」でした。多国語を扱えるスキルはさまざまなシーンで役に立つと言われていますが、転職市場でも価値が高いようです。回答者のコメントを見ると、
 

・出産育児によるブランク後に仕事を探したとき、TOEIC830を持っていたことで英語を使う仕事を紹介してもらえた(42歳で転職した女性)
・英語力を求める企業だったため、英語系の資格を持っていることで優遇された(23歳で転職した女性)
 

英語のほかにも、中国語や韓国語スキルを活かして転職した人も。
 

第2位:コミュニケーションスキル(70人)

2位には、「コミュニケーションスキル」がランクイン。回答者のコメントには、

・パートの方とコミュニケーションをとって仲良くなり仕事が円滑に進むようになった(28歳で転職した男性)
・実際の面接では専門スキルよりコミュニケーションスキルが評価されていました(35歳で転職した男性)

社会人として必要不可欠な周囲とのコミュニケーション力ですが、特筆するような事柄よりもむしろ何気ない日常生活のなかで役に立ったという声が多かったようです。面接時には、「入社後も円滑なコミュニケーションが可能だとアピールできたことがよかった」という声もあります。
 

第1位:OAスキル(127人)

1位は、「OAスキル」でした。表計算ソフトやドキュメント、プレゼン資料の作成など、オフィスワークでは必須となる知識も「スキル」と呼べるほど詳しい人は重宝されるようです。

・集計業務と部内調整業務がメインだったのでExcelもPowerPointも即戦力になると認められた(37歳で転職した女性)
・パソコンの入力作成等のスキル。接客業から事務職への転職が有利になった(24歳で転職した女性)

といった回答が寄せられているほか、OAスキルに関する資格をとって転職したという人も。「資格そのものよりも、取得したという向上心を認めてもらえた」「資格を評価され採用して貰えることが多かった」という体験談も寄せられています。

設問「スキルアップのためにしたことを教えてください」では、1位「自分で勉強」、2位「スクール・学校に通う」がランクインしており、意識的に学んで身につけた人が多かったほか、3位「仕事の中で身につけた」や7位「積極的なコミュニケーション」のように、日常生活のなかで学んだという回答も上位にランクインしています。
 

>次ページ:7位までのランキング結果

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