テレワークで残業時間は減った? 女性60%、男性50%が「変わらない」と回答! テレワークのデメリット1位は……?

LASSICは、テレワークにおける「残業時間の増減」についてアンケート調査を実施しました。対象は全国のテレワーク経験者1077人。残業時間は「変わらない」と回答した人が最多ではあるものの、傾向としては「減っている」ように見受けられました。

LASSICは、テレワークにおける「残業時間の増減」についてアンケート調査を実施しました。対象は全国のテレワーク・リモートワーク経験者、20〜65歳の男女1077人です。
 

テレワークにおける残業時間……通勤時と比べて「変わらない」が最多

通勤時と比較したテレワークにおける残業時間の増減

テレワークになってから、通勤時と比べて「1日の残業時間は変わらない」と回答した男性は49.5%、女性は59.2%でした。

「残業時間が減った」と回答した男性は42.5%、女性は30.2%。残業時間が減った人よりも、変わらない人のほうが多いことがわかりました。一方で「残業時間が増えた」と回答した男性は8%、女性は10.5%。約1割の人が、残業時間が増えたと感じているようです。

残業時間は「変わらない」と回答した人が最多ではあるものの、全体的な傾向としては「減っている」ように見受けられます。
 

テレワークのデメリット1位は「仕事とプライベートの区別ができない」

テレワークのデメリット1位「仕事とプライベートの区別ができない」

テレワークのデメリットについて「仕事とプライベートの区別ができない」との回答が男女ともにそれぞれ最多でした。次いで「上司、同僚とのコミュニケーションが取りづらい、減った」が2番目に多い結果に。

「家族の目が気になる」「社内の情報、ノウハウの共有が難しい、少なくなった」との回答も多いことから、「仕事とプライベートの境界線を引くこと」や「コミュニケーションの活性化」がテレワークの課題といえそうです。

「光熱費などの自己負担額が増加してしまった」は男女合わせると3番目に多く、会社の設備にメリットを感じている様子がうかがえます。テレワークの悪かった点は「特になし」と回答した人は男女それぞれ15%を下回っており、大多数の人が何かしらの不満を抱えている可能性が高い結果となりました。

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