スポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は、年末年始を控え、今年一年の総括として、「2016年の振り返り スポーツに関する意識調査」を全国の10~50代のスポーツファンの男女1,030人を対象に実施した。
2016年、最も印象に残ったシーンは?
リオデジャネイロオリンピックが開催されたこともあり、国内外で数々のスポーツ選手の活躍が目立った年となった2016年。スポーツファンが選んだ2016年スポーツ界の漢字一文字は、リオ五輪で12個獲得した「金」が1位となった。
そんな中、2016年、スポーツファンが選んだ最も印象に残ったスポーツの瞬間の1位は広島の街中を真っ赤に染めた「広島東洋カープの25年ぶりのリーグ優勝」。今年の漢字一文字の番外編として、広島東洋カープのチームカラーである「赤」、そして2試合連続サヨナラホームランを打った鈴木選手の活躍に対して緒方監督が放ち、2016年の流行語大賞の年間大賞でもある「神ってる」の一言から「神」も多く挙げられていたのが印象的だった。
最も印象に残ったスポーツの瞬間の2位は「イチロー、メジャー史上30人目の3000安打達成」、そして3位は「吉田沙保里が4連覇ならず銀メダル」という結果となった。
2016年、MVPに表彰したい選手は誰?
スポーツ界における、今年のMVPに表彰したい選手として挙げられたのは二刀流で野球界を沸かせた「大谷翔平」選手、テニスの錦織圭選手など、世界も注目する活躍をした選手がそろった。「自分の上司になってほしい監督またはコーチは誰か」という質問に対して最も回答が多かったのは、その大谷翔平選手を育てた日本ハムの栗山英樹。ほかに、ストイックさやカリスマ性で評価の高かったイチロー選手や、熱い指導で知られる元テニスプレーヤーの松岡修造さんなどが選ばれた。
なお、今年のクリスマスを一緒に過ごしたいスポーツ選手、男性が選んだ1位は「人生論を聞きたい」などの理由で「イチロー」、2位は今年度をもって引退表明をしている「木村沙織」。女性のTOP3は今年大活躍をみせた「羽生結弦」、「大谷翔平」、「錦織圭」という結果となった。
年末年始に見たいスポーツは?
調査結果では、年末年始は家でゆっくり過ごしたい人が半数以上、年末年始は「家でテレビを観る」人が42%となったが、中でもスポーツファンは、年末年始に観たいスポーツとして1位が「駅伝」、2位が「サッカー」、3位が「フィギュアスケート」と回答。さまざまなスポーツがテレビ放映される年末年始。2016年のスポーツ選手の活躍を振り返りながら、ゆっくりと楽しむファンが多いようだ。
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