岩手県の市で「老後に住みたい」と思う市ランキング! 「花巻市」を抑えた圧倒的1位は?【2025年調査】

All About ニュース編集部が全国の250人を対象に実施したアンケート調査結果から、岩手県の市で「老後に住みたいと思う」市ランキングを発表! 2位「花巻市」を抑えた1位は?

岩手県の市で「老後に住みたい」と思う市ランキング
岩手県の市で「老後に住みたい」と思う市ランキング
All About ニュース編集部では、2025年10月14〜15日の期間、全国の10〜60代の男女250人を対象に、「老後に住みたい市」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、岩手県の市で「老後に住みたいと思う」市ランキングの結果をご紹介します。

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2位:花巻市/33票

県の中央部に位置する、花巻市。奥羽山脈や北上高地の山並みに囲まれた自然豊かな立地ですが、県内唯一の空港「花巻空港」や東北新幹線の停車駅「新花巻駅」などがあり、県外からの交通利便性も良好です。古くから湯治場として栄えた花巻温泉郷など、東北地方有数の温泉地としても人気を集めています。

童話作家・宮沢賢治の出身地として知られ、最近はメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手や菊池雄星選手などの出身校・花巻東高校も注目されています。冬は東北地方の中でも比較的積雪量が少ない豊かな自然に恵まれた環境で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている郷土芸能「早池峰神楽(はやちねかぐら)」など、伝統的な文化が継承されています。

回答者からは、「作家宮沢賢治の故郷であり、昔から憧れの場所だから。また、最近では大谷翔平の出身地でもあり、実は意外に発展した街で住みやすそうだから」(50代男性/長崎県)、「花巻東高校の大ファンだから」(30代男性/徳島県)、「温泉地もあり犯罪件数も少ないので安心して暮らせそう」(40代女性/神奈川県)、「温泉や自然が多く、のんびり過ごせる落ち着いた街で老後生活が送れると思うから」(30代女性/愛知県)などの声がありました。

1位:盛岡市/172票

県庁所在地で県内最大の都市である盛岡市には、新幹線と在来線が乗り入れる「盛岡駅」があり、県内外各方面への交通アクセスが良好です。市の中心部には商店街や「クロステラス盛岡」「MOSSビル」などの大型ショッピングセンター、医療機関など日々の生活に便利な施設が集積し、近年はマンションの建設も進んでいます。

2023年には、アメリカの「ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)」で「2023年に行くべき52カ所」に選出されるなど、古くから城下町として栄えてきた、自然と歴史が残る美しい街並みが国外からも注目を集めています。

回答者からは、「昔単身赴任で住んでたが、便利な街で住みやすい」(60代男性/秋田県)、「新幹線も通っていて、老後は旅行して歩きたいので利便性がいいと思います!」(30代女性/北海道)、「コンパクトな街で生活が完結し、新鮮な食材が手に入りやすく、生活コストも抑えられるから」(30代女性/北海道)、「八幡平の自然や遠野の風景は好きだけど、老後となるとやはり病院などが近かったり、交通の便が豊富でないと、暮らしにくい」(30代女性/岩手県)などのコメントが寄せられました。

※回答者からのコメントは原文ママです
福島 ゆき
この記事の執筆者: 福島 ゆき
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About NEWSでのライター歴は5年。 ...続きを読む
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