以前「催眠」について少しご紹介しましたが、顕在意識が眠って潜在意識に働きかけられる状態で必要な情報を「刷り込む」のが催眠暗示です。

 

例えば、しっかり意識がある時にいくら「あなたは天才」とか「あなたは美しい」と言っても、本人の顕在意識が「いやいや天才なんかじゃないし」「どこが美しいの?」なんて抵抗して、その言葉は入っていきません。でも、顕在意識がジャッジできない状態=軽い催眠状態の時に語り掛けると、ダイレクトに潜在意識にその言葉がとどいて潜在意識が「勘違い」してくれ始めるのです。そして、潜在意識が「こうである」と認識したことを、顕在意識が認識しないまま実行しようとしていきます。

 

この催眠暗示を簡単に行える方法が、寝る前の絵本の読み聞かせです。寝る前でなくても、絵本を読み聞かせると、その絵本の中に忍び込ませてあるメッセージを間接的に受け取ることになります。絵本のストーリーや絵に集中しているので、そこにあるメッセージに顕在意識は気づかないのです。

 

おとぎ話や童話に教育的内容が含まれているものが多いのは、こうやって子どもたちに催眠暗示を行えるということが分かっていたからなんだと思われます。