特集内でインタビューを受けている秘密結社『主夫の友』CEOの堀越泰三さん(38)は、「主夫=ヒモ」なる世間一般の認識に対して、もっとも神経を尖らせているという。

 

「『主夫の友』の活動」についても、ネット上では『どうせヒモでしょ?』という反応があります。でも、働かないヒモと違って、私たち主夫は責任をもって家事・育児をメインで担っています。

 

さらに言えば、流行りの“イクメン”とも一緒にされたくありません。イクメンはあくまで妻(主婦)のサポートをする夫にすぎません」(堀越さん)

 

私は、この「専業主夫」が社会的に認知されるには、まず「CA」だとか「看護師」だとかの“男女共通な名称”を提案し、「スチュワーデス」やら「看護婦」と同様に「主婦」もしくは「主夫」の呼び方が、(少なくともメディア上では)差別的な表現だとされる風潮をつくっていくのが案外早道だと思っている。「(フルタイム)ハウスメイカー」あたりの横文字で良いではないか。頭文字を取って「FH」でもかまわない。とにかく「ヒモ」という主夫の“あだ名”を払拭することが第一なのである。

 

あと、複数で食事や飲みに行ったとき、「男が奢る」「一番年上が奢る」といった慣習にこだわらないことも重要だ。ワリカン、ないしは「一番稼いでいる人が奢る」。たとえその“一番稼いでいる人”が女性であっても、まだハタチそこそこの小僧であっても、下手なプライドにはこだわらず、素直に奢っていただく。

 

ちなみに主夫になった人たちは、なるときによく「降りる」という言葉を使うらしい。従来の男としての「責任=荷物」を「降ろす」感覚が“素敵な主夫”になるためのコツなのだ。