一部の“大人願望”が強い、老け顔の高校生や大学生や社会人一年生(おもに男性)を除くと、たいがいは実年齢よりも若く見られたいはず。また、見た目年齢の若さにそこそこの自信があるからこそ、「え~! ○歳くらいにしか見えな~い!!」とサプライズしてもらいたいのではなかろうか。

 

では、そういう“何歳に見えますか人間”に気持ちよいひとときを過ごしていただき、今後も円滑な関係を継続していきたい場合の“一番美味しい正解”とは、はたしてどのラインなんだろう?

 

「20代なら実年齢-5歳」「30代40代なら-10歳」「50代なら-10歳、願わくば-15歳」と、ここらあたりをズバリ“言い当てる”のが理想だと私は考える。満54歳である私なら、「39歳」だ。もし、あなたが相手の実年齢を見抜く観察眼に優れているという自信があるなら、この数式をゼヒとも頭にたたき込んでいてほしい。

 

だが、当然のことながら、この手の見積もりには大なり小なりの誤差が生じてくるのが世の常で、大して自分の観察眼に自信もなく、そんな下手な社交辞令がアダとなるケースを恐れるなら、なぎら氏が言うようにいっそのこと「まだ未成年ですか?」くらいに洒落で済ませてしまうほうが、まだマシ。じゃなければ、早めに「失礼ですが、今はお幾つですか?」と早めに敬語で伺っておき、その答えに対して「え~、全然見えないですね。もっとお若いかと思ってました」と小さなサプライズをプレゼンテーションしておくのが、ベストではないがベターではある“無難な正解”なのである。