自分が望んでいないのに離婚してしまった女性は、特に注意が必要です。離婚後の寂しさを紛らわすかのように、がむしゃらに仕事に邁進する女性もいますが、そうした無理な頑張りが危険だったりします。自分では気づかないうちにストレスをためこんでしまい、子どもを負担に思ってしまうことがあるからです。

 

リハビリ期間中は、同じ状況にあるシングルマザーの友人などを見つけて、自身のリハビリを進め、離婚をネガティブに捉えなくてすむよう心の整理を行いましょう。

 

その後元気を取り戻せたら、子どもに対して、離婚をしたことで寂しい思いをさせたことを謝り、「これからは母親である自分が頑張っていく」という前向きな約束をして、安心させるとよいでしょう。

 

シングルマザーが最優先で考えなければならないのは、子どもの心のリハビリです。そんなときは母親が独りで抱え込まず、子どもが頼りにできる大人の男性、たとえば仲良しの親戚のおじさんやいとこ、おじいちゃんなどを頼りましょう。そうした父親の代わりになってくれる男性の存在は、子どもの成長に欠かせないものなのです。

 

さらに、シングルマザーになる前はもちろん、離婚後も、プロに相談するという選択肢も有効に使うといいと思います。

 

離婚前と比べて、離婚後の生活は特に経済面で大きく変わってきます。そのためにも、プロに相談して離婚すべきタイミングを見極める必要があります。一方で、離婚の問題は、家族や友人知人などに相談するとどうしても感情的になりがちで、さまざまな情報が錯綜して混乱をきたし、結果的に夫婦間の対立が複雑になってしまうことも少なくありません。任せるべきところはプロに頼ることで、離婚するべきタイミングを見誤らないようにしましょう。

 

たとえば、市区役所・町村役場には弁護士による無料の法律相談窓口がありますし、家庭裁判所には家事相談というコーナーがあり、調査官や書記官が無料で相談に応じてくれます。離婚による法的トラブルに直面したときには、日本司法支援センター(法テラス)の弁護士による無料の法律相談を受けるとよいでしょう。また、心の問題については、私たちのような離婚カウンセラーに相談していただければ、心の整理や精神的ケア、そして解決策の提案までもサポートすることもできます。

 

幼児虐待やシングルマザーは大変シビアでセンシティブな話ですが、前述の解決策をひとつひとつ実行することで、シングルマザーとその子どもは幸せになれると信じています。