「トクホ」(特定保健用食品)による誇大広告で消費者庁は誇大広告と勧告を出しました。

 

ライオンに再発防止勧告=トクホ飲料で誇大広告―消費者庁

 

「薬に頼らず」などの表現を用いて、薬で治療せずにトマト酢飲料だけで高血圧を改善させるという広告を出したのが問題視されたようです。なるほど、トクホを飲めば薬を飲まないでいいと勘違いする人がでてくると、逆に健康被害が増大するでしょうから、まともな勧告といえるでしょう。

 

ただし、今後はもっと大きな問題が出てくる可能性があるから注意が必要です。昨年から比較的基準が厳しいとされる「トクホ」をさらに規制緩和した「機能性表示食品」が発売されているからです。

 

■「トクホ」問題より怖い「機能性表示食品」
2015年から、論文などの科学的根拠を示せば、国の審査なしに健康への効用を表示できる「機能性表示食品」が発売されています。機能性表示食品は60日前までに科学的根拠を示す論文などを添えて消費者庁に届け出れば、国の審査なし効果を表示できるため、「トクホ」よりかなり低いハードルで機能性の表示ができるのです。

 

「科学的根拠を示す論文があるから一応安心」と考えてはいませんか? 論文といえどピンからキリまであり、後に間違ったことだよねと証明された論文も数多く存在するのです。