今季から「アニキ」こと金本知憲(47)が新監督に就任した我らが阪神タイガースの春季キャンプの仕上がりが、なかなか好調であるらしい。

 

私も当然のこと、デイリースポーツやTVのスポーツニュースやネットほかでのキャンプ状況のつぶさなチェックは怠っていないのだが、「明るく厳しく」をモットーとする、アニキがかもし出すオーラは確実に個々の選手たちにも浸透しつつある様子で、昨季までは「どこか大人しめ」と揶揄されていたチームカラーがガラッと変わり、新戦力に目玉こそないが、「ニュータイガース……なにかやってくれそうだ!」と思わず期待を抱かずにはいられない雰囲気がひしひしと伝わってきて、ゴメス的にも喜ばしいかぎりだ。

 

……と、浮き浮き気分で原稿を書き放っても、野球ネタはここNews Digだと閲覧数がイマイチ伸びないので、自身ではわりと意識的に封印していたりもするのだが、コレだけはどーしても書いておきたいという素晴らしいニュースをデイリースポーツで拾ってきてしまったがゆえ、今日は不人気覚悟でついキーボードを叩いた次第なのであった。

 

アニキと共に今季から二軍監督に就任した、あの掛布雅之(60)が若手指導のため促す一言一言があまりに珠玉すぎるのである。

 

まずは一つめ。今季ドラ一の高山俊(22)が行った今キャンプ初めてのランチ特打。客席の視線は彼らに注がれていたが、グラウンドまでの距離を考えれば、初めて見るファンは簡単にルーキーの顔やスイングを判別することはできない。もっともわかりやすいのは背番号。だからこそ掛布二軍監督はティーバッティングの途中でウィンドブレイカーを着ていた高山にユニフォームへの着替えを命じたらしい。

 

「ファンは背番号と打席に立つ姿で高山という選手を覚えてくれる。それも個性の一つ。高山はあんまり気にしないタイプだから(笑)。大切なことだよね」

 

常に見られていることを前提とし、ファンの視線を意識し続けてきた(元)虎の四番・掛布ならではの含蓄ある“プロの信念”ではないか。