2015年秋、ハロウィンの経済効果がバレンタインの経済効果を追い抜いたという報道がありました。また、最近では成人式、クリスマスを行事を積極的にイベント化し、ついには大騒ぎで時に社会問題にさえなっています。

 

私はこれまで20年以上にわたり、日本各地の伝統的な祭りから商業的イベントまで数百もの「祭り・イベント」を見たり参加したりしてました。その経験などをふまえ、現代日本の「祭り・イベント」で主に気になった点を3つ発見しました。

 

■(1)二極化
過疎で開催困難な祭りと、大混雑する祭り。観客やお金が集まらない祭りと、全世界から人や金が集まる祭り。近年、その二極化が激しくなってきたように思います。

 

昨今、伝統的な日本の祭りについて「人手不足による衰退」が叫ばれるようになりました。担い手不足や寄付金不足のために行えなくなった祭り、担ぎ手不足のためトラックに乗せて町内をまわる神輿、など。

 

一方、全国的に有名な祭りとなると、1日あたり10万人以上が集まることもあります。そうなると混雑でなかなか思うように見られなかったり、まともに見るのに有料観覧席が必要となったり、参加権(半纏を1回借りる権利)を得るのに何十万円もの支払いが発生する「チカラのある祭り」となります。