健康診断で、「血圧が高いですね、深呼吸をしましょう」と言われたことがある人も少なくはないでしょう。でも、なぜ高血圧だと深呼吸を勧められるのでしょうか?

 

今回は、「血圧が高い時に“深呼吸”を勧められる3つの理由」について解説したいと思います。

 

■血圧が高い際に深呼吸をする理由その1:緊張している
医師や看護師の白衣を見るだけで“ドキドキ”する人がいます。不安や緊張が強い場合には、交感神経が有意になって心臓がバクバクと早く打つからです。脈が増加すると心臓から出る血液の量が多くなります。血圧=心臓から出る血液の量(心拍出量)×血管の硬さ(血管抵抗)ですから、心拍出量が多くなることで血圧が上昇するのです。

 

深呼吸してリラックスすることで、交感神経の働きが弱くなり、逆に副交感神経が強く働くことで脈が遅くなって血圧が低下します。リラックスした状態で血圧測定をするために深呼吸をするのです。

 

■血圧が高い際に深呼吸をする理由その2:機械の誤作動
最近の血圧測定は機械で測ることが多くなりました。機械の誤作動という可能性もあります。深呼吸とは直接関係ありませんが、いくら最近の機械の精度が良くなったとはいえ、機械だと間違いの可能性があります。深呼吸で一息置いて、再度測定してみることも必要でしょう。