ご承知のとおり、SNSはとても恐ろしいものです。とくにフェイスブックのように実名で書き込んでいる場合は、そこでのイメージが本人のイメージを左右して、実際の人間関係に影響を及ぼしかねません。あなたも「友達」の投稿やコメントを見て、「この人って、なんか、ちょっとアレかも……」と残念な気持ちになったことがあるかと存じます。

 

書いた本人は自分の書き込みがマイナスの印象を与えているとは、まったく思っていないはず。むしろそういう書き込みのほうが、本人はプラスの印象を与えられると期待している気配が強く漂っています。いや、もちろんお互い様なんですけど。

 

大人として楽しく安全にフェイスブックと付き合うために、ここでは「本人の期待とは裏腹にじつは自分の株を下げている危険な書き込み」について考えてみましょう。おもなものとしては、次の3つのパターンがあげられます。

 

パターン1「悪者とされている人物や組織への勇ましい罵倒」

パターン2「上司や会社や困った相手へのむき出しの怒り」

パターン3「こんなにかわいそうな自分アピール」

 

フェイスブックというのは基本的に馴れ合いと建前の世界ですから、こうした危険な書き込みをしたとしても、それなりの数の「いいね!」がついたり共感や慰めのコメントをもらえたりします。ああ、なんて罪作りなんでしょう。

 

■パターン1「非難されている人物や組織への勇ましい罵倒」

今だったら、不倫騒動で謝罪会見を開いたベッキーに対してでしょうか。ニュースを見て脊髄反射だけで「ケシカラン!」「許せん!」と勇ましく罵倒しているのを見ると、「ああ、この人は弱い者いじめが好きなんだな」と思ってしまいます。そういう人に限って「マスゴミは信用できない」とか言うんですよね。ニュースに素直に踊らされてるくせに。

 

勇ましい罵倒を書いている本人は、たぶん「ほらほら、俺って正義感が強いだろ。カッコいいだろ。言うときは言うぜ」なんて思ってるんでしょうね。川に落ちた犬を叩いて喜んでいるみっともなさにも気づかないで。あるいは「よっぽどうっぷんがたまってるんだな。気の毒に」と思われていることにも気づかないで。