「ビール」「発泡酒」「第3のビール」……。“ビール系飲料”と呼ばれるアルコール飲料が増えている。安いのはありがたいし、思いのほか味の違いがないようにも思う。

 

実際、なにが違うのだろうか。いまさら聞けないこと、こっそり教えてさしあげましょう。

 

■ポイントは「麦芽」と「税金」

まずは表を見ていただこう。

 

 

 

ご覧のとおり、基本は「麦芽の使用量」によって「税金額」が変わり、「種類」が変わるということ。ビールを名乗るなら、麦芽を3分の2以上使用しなければいけない。発泡酒はそれ以下となる。ビールとは、「麦芽」の飲み物であるということが大前提なのだ。そう、日本酒は米、ワインはブドウ、古代から受け継いできた伝統醸造酒は、なんといっても原料そのものの風味が生きた酒ということでもあるわけだ。

 

また、ビールは半分近くが税金ともいえる。いかに低価格にするかは、ビールメーカーと税制との戦いでもあったのだ。