だからといって、過度にカフェインを摂取していいかというとそうではありません。平成23年に食品安全委員会が策定したファクトシートにどのくらいの量の摂取であれば大丈夫かという目安を発表しています。

 

食品中のカフェイン(食品安全委員会)

 

これによると、カナダ保健省では、

 

・成人:400mg/日以下
・妊婦:300mg/日以下

 

を推奨しています。

 

コーヒーのカフェイン含有量は100mlあたり約60mgですから、700mlくらいまでにしたほうがいいということになります。スターバックスのショートは240ml入っているので3杯まで、トールだと350mlなので2杯までということになります。

 

How to オーダー(スターバックス)

 

ちなみに、カフェインはコーヒーだけではなく、紅茶、緑茶、烏龍茶、ほうじ茶や栄養ドリンクにも含まれています。ただし、家庭でよく飲まれる麦茶にはカフェインが入っていません。

 

「やばい、それ以上飲んでいる……」と思った人は多いと思いますが、致死量になるまで飲むには5~10gほどのカフェインが必要です。カフェインは摂取後3~4時間で血中の濃度が半分になりますから、極めて短時間にコーヒーを100杯以上飲んだら危ないという計算になります。

 

普通にコーヒーやお茶を飲んでカフェインを摂取するだけでは中毒死になることはほとんどありえませんが、体の機能が衰えていてカフェインを分解できなかったり、今回の報道にあるようにカフェインの「錠剤」を併用すると体への悪影響を考えなければなりません。