児童扶養手当の満額が平成27年度は、1人目で月額4万2000円、2人目は月額5000円プラス、3人目以上は月額各3000円プラスでした。子ども1人で満額が月額4万2000円だけど、2人で月額4万7000円、3人で月額5万円、少ないですよね。

 

ひとり親、特に母子家庭は貧困率が54%。日本では80%のひとり親家庭の母親が就業していますが、欧米では国により異なりますが、55%から75%ほどの就業率。

 

しかも、半分以上が非正規職員で働いていて、非正規の平均収入が125万円。これじゃ、満額児童扶養手当をもらっていても月額15万円にもなりません。2人子どもがいても、月15万円ちょっと。

 

しかも、母子家庭のうち、生活保護を受けている人は14.6%だから、85%の母子家庭が、この収入と夫からの養育費で生活してるわけです。その上、夫からの養育費は、止まることも多いそうで離婚後5年すると80%の元夫は、取り決めた養育費を払わなくなる……。

 

これでは、生活と仕事と育児で息苦しくなった母親が子どもに当たってしまったりすることも、あり得ますね。子どもの方も自分が親からも社会から歓迎されていないように感じてしまう……こともあり得ます。

 

ほんとに、公正証書とか、家庭裁判所での立ち会いのもとでとか、強制力のある文書を作ることをお奨めします。

 

来年度から、1人目が満額月額4万2000円、2人目が月額1万円プラスの5万2000円、3人目で6000円プラスの月額5万8000円。少し増える予定です。

 

「倍増」なんて、新聞では持ち上げているけど、元々が少なすぎ。ただ、ひとり親で2人以上子どもがいると、月5000円とか3000円だって大きいです。月5000円で習える習い事もありますからね。

 

若い人の平均初婚年齢が、伸びているのだって、少子化がすすんで子どもが増えないのも、「子どもって、育てるのが大変そうだし、お金もかかるし、もし、離婚でもしちゃったらどうするの? 学校も行かせることでぐれちゃったら?」なんていう気持ちがあるから……。

 

で、実際、離婚しちゃった人なんかがいて、大変なのを見聞きしているから……ではないでしょうか。