秋ドラマがスタートして数週間、ここ最近流れるCMや番宣などを見ていて印象的だったのが、小さな赤ちゃんを抱っこしている白衣を着た綾野剛さんの姿。産科医療をテーマにしたドラマ『コウノドリ』のCMのひとコマでした。これまでのクールな印象とのギャップに、「あ、見てみようかな」と。

 

そんな矢先、このドラマを見たママから、こんなご意見をいただきました。

 

「このドラマは育児ストレスを吹き飛ばす最高のデトックスになるのでは?」

 

聞けば、ドラマの中に出てくる出産シーンに号泣し、初心に立ち返ることで育児の自信を取り戻せたとのこと。

 

調べてみると、同じように感じている方がほかにもたくさん! テレビウォッチャーが行った視聴者満足度の調査では、男性の満足度3.53に対し、女性層の満足度は4.09とかなりの高数値。特に、出産目前や子育て中の女性層から大きな支持を得ていることが分かりました。

 

なぜ、ドラマ『コウノドリ』がママの心を打つのか……? 「見れば分かるはず」と早速視聴してみました。やはり、私も多くの方と同じく出産シーンでやられました! 号泣です。

 

このドラマの中で、ママがグッときてしまうシーンは、やはり出産のその瞬間でしょう。命誕生の奇跡を目の当たりにして、涙がこみあげてきてしまうのです。というのも、自分が出産する“本番”では、必死過ぎて、よく見えていないんですよね。無我夢中だから、客観的に出産を体感する余裕なんてないんです。それが、ドラマによってリアルに回想される、だから泣けてくるんだと思います。「私もそうだった」と共感もあり、「出産によってはこんなこともあるんだ」と新たな気づきもあり……。

 

そういう意味で、このドラマは無意識に“あの瞬間”にタイムトリップする効果があるのだと思います。その時の体験だけでなく、感情までも。だから、見た瞬間にうわ~っと涙がこみあげてくるのでしょう。まるで、涙のスイッチが自動的にオンになるかのように。