コンビニにはさまざまな人たちが来店してくる。なかには対応に困る事例も少なくない。

 

クレーマーや暴力団なら幾つもの対応方法がノウハウとして蓄積されており、書籍などにもなっている。しかし、ホームレスの人への対応方法はマニュアル化されているとは言いがたい。

 

ホームレスの人がやってくるのは「雨の日」「寒い日」「暑い日」が多い。大雨のとき、寒い冬の日、うだるような夏の日差し。生命の危機からの緊急避難なのかもしれない。

 

特に迷惑行為をするわけではない。ただ、店内に入ってプラプラするだけだ。最大にして一番の問題は……におい。夏場、汗ダクになってしまった不可抗力的なにおいではない。「目にくる」という表現があるが、まさにその通りだ。

 

よくトイレに閉じこもることが多い。現在コンビニの多くでは洋式トイレを採用している。ベンチ代わりに座っているのだろうか。中の様子まではわからないが、一度閉じこもると1時間近く出てこない例もある。

 

問題は閉じこもられた後のトイレだ。数時間、入るのをためらうにおいがつくのだ。消臭剤などなんの役にも立たない。

 

従業員にとっても他のお客さんにとってもたまらないわけだが、このようにホームレスの人への対応方法は難しい。なぜならば、コンビニという誰にでも入れるゾーンに入ってくるだけだからだ。

 

これを公然と拒否した場合、いくつかの問題が発生する。