■【(3)行動のコントロール】できるものだけコントロールする

怒りの感情は身近にあることほど大きいといわれています。皆さんが、最近「怒ったこと」を以下の表の4つのカテゴリでどこに当てはまるか考えてみてください。怒ったことに対して、「いつまでに」「どのように」「どのくらい変わったら」自分が気が済むがを決めておけば、怒りをコントロールすることができます。しかしそれが決められないと、ずっとイライラし続けます。

 

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怒ることで変えられるならばコントロールすべきです。しかし変えられないことや、コントロールできないことや、重要でないことはほっておいていいのです。問題は重要だけど、自分では変えられないし、コントロールできないこと。例えば、急いでいるときに渋滞にはまったとしても、自分では渋滞をどうすることもできませんよね。そのときは現実を受け入れて、自分でできる選択肢を探すこと。例えば行き先に連絡したり、音楽を聴いて気を紛らわせることですね。自分が変えられないことは、受け入れる。そして「あきらめる」「がまんする」という表現は使わないこと。よけいイライラします。人生にはそういうことがあるんだと、受け止めるだけでいいのです。

 

■「怒り」をコントロールするアンガーマネジメントまとめ

アンガーマネジメントとは、できることとできないことを選別して、できることは努力する、できないことはそれを受け入れる勇気を持つこと。怒ってしまったら、上記で述べたように以下の順番で行動すればコントロールすることができます。

 

(1)手のひらに書く

(2)6秒待つ

(3)三重丸を書く

(4)怒らなくていいことは怒らない

(5)怒るなら制御する。ただし念じない

 

怒りは身近な対象者ほど強くなり、高いところから低いところへ流れる伝染しやすいエネルギーです。アンガーマネジメントができるようになると、自分で解決できるので人に連鎖しにくくなります。一方でエネルギーにも変えることもできる。ぜひ、毎日少しずつでもトレーニングしてみてください。

 

【後編】『怒りをエネルギーにして成し遂げた! ビジネスの達人たちが教える、仕事に活かせる「アンガーマネジメント」』はこちら

 

取材・文:馬場美由紀 撮影:刑部友康

 

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