最近、単身赴任先から戻って来るたびに感じているのが、長男と母親の関係の変化です。

 

というのは、今、彼らの中でもっぱらの話題は「運動会のリレーの順番決め」です。長男が通っている幼稚園では、クラス全員が参加するリレーがあります。そこでの「走る順番」が、長男にとっては今、人生の最大の問題のようです。

 

「アンカーやってよ、ママが応援するから!」という母親に乗せられて、クラス内で順番決めの競争をしたようですが、結局はアンカーにはなれなかった長男。今度は、相手チームの速い子と当たらないようにしたい長男と、そこで敢えて競争させたい母親とのやりとりが、端で見ていて笑えます。

 

「ママが言うなら、やってやろうかな……。でも負けるのは嫌だな……」という長男の葛藤が毎日続いているようです。早くも女子に振り回されるタイプということが見え隠れもします(笑)。

 

単身赴任から帰ってきたパパには、その話は一切してこない長男。「いいじゃん、ママのいうことなんか無視すれば……」と言うと、「いや~そういう訳にはいかないよ……」的な反応をします。

 

■男の子はママが世界で一番好き

ここで花まる学習会の高濱正伸さんの著書『お母さんのための「男の子」の育て方』に面白いことが書いてあるので引用してみます。

 

言わずもがなのことですが、実は、お母さんたちが自分で意識している以上に、「母への忠誠心」を男の子は抱いています。忠誠を尽くす犬と同じで、「お母さんが喜ぶならなんでもしたい」と思っているのです。

 

うちの長男は、完璧にこの状態です。

 

父親である自分と二人になると「ママって、怒りすぎだよね」とか言うくせに、やはり母親のことが大好きなようです。というか、「大好き」だと明確に言っています。

 

やはりママは、男の子にとって一番の存在なんですよね。

 

そのママが応援してくれるリレーでカッコ良いところを見せたい、というのが、今の長男の人生最大の関心事なのです。そして、母親とのやりとりを通して、長男はますますママのことを好きになってきているようです。と、単身赴任から帰るたびに感じてます。