この前、待ち合わせまでの時間調整のため、スタバに行ったときのこと。隣のテーブルで話している仕事帰りのOLさんの会話で、新たな視点に感心したことがあったので聞いてください。

 

「この前のイケメンとのデートはどうだったの~?」

 

「そうそう、聞いてよ! あいつと車でデートに行ったんだけど、運転がホントに雑で荒くて、やんなっちゃった!」

 

「わかる~、それ、ムカつくよね」

 

「その後、ホテルまで行ったんだけど」

 

「それで、それで!?」

 

「あまりにも下手くそすぎるから、途中で帰ってきちゃった(笑)」

 

「え~、マジで?」

 

「やっぱ、運転が下手な男は、エッチも下手だわ~」

 

おおお~、名言(迷言?)、いただきました!

 

さて、この名言が本当に的を射ているのかどうか、脳コラムニストの意地で考えてみました。

 

「エッチ」と「運転」をつなぐキーワードは、ずばり「メタ認知」です。

 

「メタ認知」とは聞きなれない言葉だと思いますが、脳科学の分野で使われている用語で、現在の自分の認知活動(記憶・施行・情動など)を客観的に捉え、その行動を制御することです。簡単にざっくりいうと、「自分の行動や思考を客観的に見ることができる能力」ということです。哲学者のソクラテスは、「私は知らないということを知っている」という名言を残したそうですが、これはまさに「メタ認知能力」に優れているといえます。