次はYouTube動画(約2分間)です。羊水に包まれた暗い子宮の中で、胎児が感情を表現しています。

 

●おなかの赤ちゃん「笑顔、しかめっ面」 胎児4Dエコー

 

映像自体は2005年頃のものですが、2011年3月の東日本大震災の直後、被災された妊婦さんが辛い思いをしている中、母親が安心できる環境で、少しでも笑顔を取り戻すことが、おなかの赤ちゃんにとても重要であることを伝えたいと、筆者がアップしたものです。たとえ、本当の笑顔ではなく、辛さを一時的に紛らわすだけであっても、胎児にとっては有意義です。

 

PTSD(心的外傷後ストレス症候群)は、極度のストレス状態の持続や、精神的な衝撃を受けることが原因とされますが、その状態を引き起こすのはアドレナリンなどの生理活性物質です。

 

胎内PTSDという概念は筆者の造語ですが、胎内で持続的に過剰な生理活性物質にさらされることは、出生後の子供に、動物的な原始不安、漠然とした不安や身体的障害を引き起こす可能性があります。

 

「胎教」でより賢い子に育てる、ということを考える前に、まずは、健康な胎児の発育を邪魔しない、子宮内の発育環境を整えると考えるべきです。

 

今回は「胎教」に関する総論でした。次回は「胎教」の各論について公開します。