人間関係の中では、相手を傷つけるかもしれない意見を言わなければならない時があります。

 

例えば、休日に遊びに行かない?とせっかく予定を合わせてくれたのに、「参加したくないなぁ」と心のなかでは思っていることもあるかもしれません。「あえて、ネガティブな意見を言わない」という選択肢も時には必要な選択肢です。

 

しかし、「ネガティブな意見は言わない」という選択肢を選びすぎると、段々、「自分は不幸な役回りばかりまわってくる」「自分だけ、我慢している……」という怒りが蓄積されていきます。これが進むと、誘ってきた相手に対して憎しみまで出てくることがあります。

 

こうなると、自分は「あえて、ネガティブな意見を言わない行動を選択した」のではなく、「相手を傷つけたら申し訳ない/かわいそうだから、あえてネガティブな意見を言わなかった」という考えに変わっていきます。

 

これは、「自分が行動の選択をしたのではなく」、「相手が自分の行動を選択させた」と言い換えられます。更に言えば、「自分の行動に責任を持っていない態度」とも言えます。そうなると、「あの人は、空気を読まないんだよね……」「人の気持ちが分かっていない……」という愚痴も出てきてしまいます。