このような回転加速度の衝撃による頭への負担は、バンジージャンプやジェットコースター、スポーツの世界だけのことではなく、私達の日常でも起こりえます。

 

その代表が交通事故によるものです。みなさんはシートベルトを装着することはしていても、頭の後ろにある「ヘッドレスト」の位置を調整している人は少ないんじゃないでしょうか?

 

あのヘッドレストは、頭を休ませるためにあるものではなく、万が一、事故にあったときに首が大きく振られないようにするためにあるものです。ヘッドレストは1969年には運転席に、1973年には助手席に装着が義務化された乗員保護装置なのです。

 

自家用車のヘッドレストを外してしまっている方は、今日からすぐに元に戻してください。首を守るだけではなく、頭をも守ってくれる必要な乗員保護装置なのです。

 

ちなみに、ヘッドレストの英語表記は、頭を休ませるという意味合いの「Head Rest」ではなく、「Head Restraint(抑制)」の略なんです。

 

私達の脳は、ちょっとしたケガでも脳振盪になることがあります。ケガをしたときや首に負担がかかってしまったときは近くの脳神経外科などで相談してみてください。

 

バンジージャンプやジェットコースターは、常識的な範囲で利用する分にはまず脳震盪は起こりませんのでご安心ください。

 

脳震盪について詳しく知りたい方は下記コラムを参考にしてみてください。

 

スポーツによる脳震盪、気をつけるべきことは?

スポーツドクターは警鐘を鳴らす。「羽生結弦選手の“脳震盪”をみんなナメている!」