■大雨のときは、正確な情報入手と早めの行動
では、いざ大雨が降り始めたとき、あるいは大雨の予報が出ているときは、どのように行動したら良いのだろうか。

 

まずは、自宅周辺が今どんな状況か、今後どのようになるか、なるべく正確な情報を入手しよう。最近の豪雨は、とても局地的なので、テレビやラジオからだけでは、自宅周辺がどうなのかをピンポイントで知ることが難しい。前述の世田谷区の「災害・防犯情報メール配信サービス」で配信されるメールや、インターネットで見ることができる近くの河川の水位の変化や監視カメラの映像、アメッシュなどの降雨情報を参考にしながら、今の状況を把握し、今後を予測したい。

 

また、世田谷区の危機管理室 災害対策課では、Twitterなどに区民が投稿した文章や写真、YouTubeの動画などから、区内の浸水被害の状況を把握することがあるという。このようにSNSを活用して、自宅周辺の状況を知るのも一案だ。

 

状況を確認した上で、いよいよ対策が必要だということになったら、スピーディーに土のうや止水板の設置を始めたい。

 

土のうの用意がないときは、段ボール箱に、水で満たした45リットル用のゴミ袋を詰めて重しにすることで、「簡易水のう」がつくれる。玄関の前に並べたりすれば、土のうの代わりとなってくれるそうだ。半地下・地下にトイレや浴室、キッチンがある場合は、下水道管から逆流した汚水が排水口から溢れることもあるので、土のうや簡易水のうを重しにして、各排水口をふさいでおく必要がある。

 

【画像4】ゴミ袋でつくることができる「簡易水のう」と、その活用法。簡易水のうは、ダンボール箱と組み合わせると、さらに強度を増すことができる。半地下や地下にある浴室であれば、排水口に簡易水のうを置くことで、汚水の逆流を防ぐことができる(出典:東京都 下水道局)

【画像4】ゴミ袋でつくることができる「簡易水のう」と、その活用法。簡易水のうは、ダンボール箱と組み合わせると、さらに強度を増すことができる。半地下や地下にある浴室であれば、排水口に簡易水のうを置くことで、汚水の逆流を防ぐことができる(出典:東京都 下水道局)