■栄養満点で健康的な食品「豆乳」……添加物嫌いの人は気になるだろうけど

「豆乳」って聞けば、肉に代わってタンパク質を補い、ビタミン等の栄養素もたっぷりと含まれている「健康食」の代表格であることに対して異論・反論は少ないと考えます。しかし、豆腐屋さんで毎日豆乳を買って飲んでいる人はかなり稀なんじゃないでしょうか? 行きつけの豆腐屋さん、ってありますか……? ほとんど豆乳や豆腐は近所のスーパーで買ってますよね。

 

思っていたより日本って豆乳は飲まれていませんね(日本豆乳協会サイトより)

 

余計なものが入っていない純粋な豆乳を飲んだことがある人はかなり少ないと予想します。まず、なんにも添加されていない豆乳ってかなり青臭くて、口当たりも良くないので、「良薬口に苦し」的に摂取することは可能でも、毎日毎日となるとかなり辛いものがあります(もちろん嗜好品として考えた場合、美味しい・美味しくないの判断はかなり個人差がありますけど)。

 

1970代の豆乳ブームでは、栄養たっぷりで体に良さそうな豆乳をいかに多くの人に飲んでもらうか、を研究した結果、臭みを消す脱臭方法が開発され、それを大量生産する企業が出現して豆乳自体がポピュラーな食品になったという背景があります。さらに多くの人に愛飲してもらうため(?)、子供でも飲みやすいよう添加物を加えてスーパーの飲料品あるいは豆腐コーナーに置かれるようになった歴史があります。豆乳自体が体に悪い、という評価はあまり見かけませんが、より美味しく飲みやすく、長期保存が効くための改良が仇になっている可能性も指摘しようとすれば、できないわけでもありません。

 

基本的な考え方として、豆乳は栄養価満点の食品であることは間違いありませんが、今後豆乳にケチをつけて、いじめる人も出てくることが大いに予想できますので、前もって「豆乳体に悪い説」が出てきた場合の反論を書いておきます。

 

■間違いなく攻撃される外国産と遺伝子組換えの大豆

お手もとに豆乳があったら後ろの原材料や成分等が書いてあるところをご覧ください。大手食品会社が発売している豆乳は原材料に「大豆」と記されていて国産、カナダ産、アメリカ産と原産地が表記されているはずです。さらに次に気になる表示が、

 

「遺伝子組換えではない」

 

と書かれているんじゃありませんか? 遺伝子を組み換えた食品を目の敵にしている人もいますが、遺伝子組換えの餌を与えた実験で動物が発がんした、という非常に有名な論文は今では否定されています。

 

悪質!!「日本の奇形児出産頻度が増えている」はニセ医学の典型的手法、母親に恐怖を与える!!

 

遺伝子組換えの食品は感覚的に怖い、という方に無理やり摂取を強制するわけにもいきませんので、気になる方は国産の遺伝子組換えではない大豆が原料の豆乳を選択してくださいね。