秘書はちょっとびっくりして部長に聞いたところ、こんなことを言われたそうです。

 

「この会議は私が出ても出なくても結論には影響がないし、この資料は大筋正しいことがわかっているので見る必要がない」

 

「現場はとりあえず判断を仰いでおこうとか、とりあえず意見を聞いておこうとして、依頼や確認をしてくることがよくあるが、そういうものは私が放置しても現場が適切に仕事を進めていく」

 

「本当に必要なこと以外の、“自分がやらなくても良いこと”にはできるだけ口出ししない」

 

たぶんこれが、「仕事の優先順位づけ」としては、究極の姿勢なのだと思います。

 

有名な「7つの習慣」の中に、仕事の緊急性と重要性に関する話があります。普段の活動は「いかに緊急か」という基準で行動しがちだが、本当に重要な活動は、「緊急ではないが重要なこと」にあるというものです。

 

しかし、多くの会社で研修などを行う中でも、未だに「緊急のものが優先」と考えている人が大勢います。「緊急だが重要でないこと」の中には、やる必要がないことが多数含まれている可能性に気づいていません。

 

「優先順位づけ」が得意な人は、「自分でなくても良い仕事」「重要ではない仕事」を、適切に見極めて、それをどんどん捨てています。見習う必要がありそうです。