■キーワード1:マシンを活用した別飲料の開発
コンビニコーヒーの未来を考えると、3つのキーワードが浮かんでくる。順を追ってご紹介したい。

 

まず1つ目はマシンを活用した別飲料の開発だ。

 

今年はかなりの猛暑ということもあり、世間的には冷たい食べ物への注目が集まっている。日本に昔からあるかき氷。今やブーム化し、行列店も多く出現している。またパンケーキをはじめスイーツブームの発火点として有名な表参道では、台湾かき氷の「ICE MONSTER」に長い行列ができている。猛暑の影響はコンビニにも及んでいる。一例を挙げると、ファミリーマートの抹茶フラッペはかなりの人気になり、発売以降、品切れを起こしている店舗が少なくない。

 

コンビニコーヒーの発売当初はホットコーヒー、アイスコーヒーというシンプルなものからスタートしたが、今後期待されるのは別飲料の開発だ。カップの中身を変えるだけでコーヒー以外の飲料も販売することができるからだ。すでに、ファミリーマートのフラッペ以外でも人気商品が出ている。セブン‐イレブンのアイスカフェラテは、江崎グリコと共同開発したもので、絶妙な甘さで人気だ。ローソンもアイスカフェラテやフローズンラテなど新商品を投入している。

 

カップの中身を変えるだけでなく、トッピングという手法もある。ミニストップではソフトクリームが看板商品だが、このようなソフトクリームのマシンと併用すれば、スターバックス コーヒーのフラペチーノのような飲料も販売が可能だ。価格面で見てもスターバックス コーヒーなどと戦える可能性は十分にある。

 

外国人観光客の増加に伴い、コンビニに来店する外国人観光客もますます増えている。抹茶をはじめとする和テイストの飲料の開発を強化すれば売れていく可能性は高まっていく。

 

切り口を変えるだけで別飲料の開発の可能性はかなり広がるのだ。