■ラクナ梗塞(脳梗塞)の予防・治療法は?
2008年に始まった特定健康診査、通称「メタボ検診」は、何のために行われているのかご存知でしょうか?

 

簡単に言うと、肥満傾向の人が、血圧が高かったり、脂質異常があったり、糖尿病があったりすると、血管の老化である動脈硬化が進行しやすいので、今のうちになんとかしましょう、という健康診断のことです。

 

このような人たちは、血管を形成している「内皮細胞」に炎症を起こしてしまうのです。

 

すなわち、医者が言う「血圧を下げましょう」という言葉は、「血圧を下げることによって、血管内皮細胞のダメージが少なくなりますから、動脈硬化を予防できます」の略であり、「タバコはやめましょう」という言葉は、「タバコをやめないと、血管内皮細胞が炎症を起こすので、動脈硬化が進行しますよ」の略なのです。

 

脳梗塞の危険因子のほとんどは生活習慣の乱れによるものであり、その第一歩が「肥満」なのです。

 

肥満の判定は、身長と体重から計算される「BMI(Body Mass Index/肥満指数)」という数値で行われています。このBMIが25を超えると、医学的に「肥満」といえます。ちなみに女性がよく「最近、太ったの!」と言うことがありますが、その多くはBMIが25を超えているわけではないのでご安心を。

 

もしラクナ梗塞と診断された場合、血液をサラサラにする薬を飲んで再発を防ぎます(この治療法を「抗血小板療法」といいます)。

 

また日常生活としては、食生活で血液をサラサラにしてくれるオメガ3系脂肪酸を積極的に摂取することをお勧めしています。

 

オメガ3系脂肪酸を多く含む食材としては、シソ油(エゴマ油)、亜麻仁油、イワシ・サバ・マグロなど青魚の魚油などが挙げられます。

 

川西幸一さんの一日も早いご快復をお祈りいたします。