最近では、子どもが通う幼稚園や保育園が、不倫相手との格好の出会いの場となっていることが少なくないそうです。

 

以前、「不倫相手も家族も愛してる!? 『別腹妻』が増えているのは本当か?」でも書かせていただきましたが、TVドラマの影響もあって、いわゆる普通の主婦が不倫していることは、珍しいことではなくなっています。少し前までの不倫といえば、既婚男性と独身女性という組み合わせが多かったのですが、最近の不倫の主流は、お互いが既婚者という「W(ダブル)不倫」のようです。

 

幼稚園や保育園に通う年齢の子どもを持つ両親はまだ若く、結婚歴が短い場合が多いので、出会いがあれば不倫関係になってしまいやすいということがあるのかもしれません。また、新婚時代が終わり、妊娠・出産を経て、セックスレスになっている夫婦も多いので、双方に割り切った関係であるなら……と、不倫へのハードルは低くなってしまうようです。子育てという共通の話題があるので、心を許しやすいということもあるかもしれません。このように幼稚園・保育園という場は不倫を生みやすい場であるので、意外に身近なパパ・ママが不倫をしているケースがあるのだとか。当然、家族同士が仲が良い場合も多く、トラブルになりやすいといえます。

 

こうした不倫を続けている渡辺明日香さん(仮名/32歳・千葉県)が相談に訪れました。

 

明日香さんは友人の紹介で出会った夫の樹さん(仮名/35歳)と26歳で結婚し、子どもにも恵まれたものの、結婚後2~3年ほどで家庭内別居状態になってしまったと言います。仕事第一で多忙な樹さんとは顔を合わすことも少なく、気がつけば会話らしい会話すらほとんどしなくなっていたそうです。それでも、子どもが大きくなるまでは我慢して、いずれは離婚すればいい、と諦めていました。

 

そんな明日香さんが、結婚6年目に不倫相手と出会ってしまったのです。相手は子どもと同じ保育園に通う父親で、お迎えで顔を合わせるうちにそうした関係になってしまったというのです。お互いの夫婦関係が同じように家庭内別居状態であり、愚痴のような、相談のような会話から始まったようですが、今思えば、誰かと心を許して話したかったと、明日香さんは言います。彼に出会って、長い間抑え込んでいた感情が解放されたようで、会うたびにときめいたそうです。

 

彼と不倫関係になってから、明日香さんは変わりました。きれいになりたくて化粧を念入りにするようになり、服装も変わり、何より気分が明るくなり、自分が女であることを思い出したそうです。妻の様子にこんなに変化があれば、少しくらい鈍感な夫でもわかりそうですが、樹さんはまったく気づかなかったというのです。「きっと、夫は私にも子どもにも無関心なんです」と明日香さんは笑っていました。