普通なら納得できない、4時間バイトした方がマシなギャラで番組を成立させながら、上の人間は何にもしなくても、しっかりと役員報酬はもらっている(笑)。 おかしな話ですよね? こんな構造が当たり前の業界に良い人材が集まってくるわけないですよね……。

 

ラジオ局は儲かって仕方がなかった時代のビジネスモデルにあぐらをかいて、自分たちで自分たちの首を絞め続けてきたのだと思いますよ。

 

時代は変わって来てるんですよ。

 

僕が取引させてもらっている大手のインターネット会社は、今、発信力のある人材に競争をさせ、成果に見合った報酬を出す構造を提示してくれています。これまでは不特定多数の人にプラットフォームを提供するだけで莫大な利益を得られたのに、SNS時代になって、情報発信会社が乱立して、取材もしてないコピペ記事でアクセスを稼げる時代です。インターネット上では同じフィールドですから、大手といえども一寸先は闇。あぐらをかいてりゃ、2、3年で一発逆転されちゃうわけです。だから、今までは業界の儲ける構造の常識ではあり得なかった「メディア」としての役割をインターネット会社ですら担おうとしているわけです。

 

ラジオも「メディア」であるならば、売り上げが減ったから制作費カットという流れをそろそろ止めて、今こそソフトを作る人にお金をかけるべきじゃないでしょうかね? ちゃんとした人に、モチベーションの高い人に、面白い人に、ちゃんとした額を払って競争させる! まぁ経営者目線からみたら、それは非常識な正論なんでしょうがね……。リスナーは今のままでは離れていく一方だと思います。

 

今や! 小学生がスマホでYouTube動画を楽しんでる時代です。面白いYouTuberは小学生の間で大人気だそうです。ラジオを聴きましょう的種まきキャンペーンをやったところで、人気のYouTuberに勝てるわけないんですから。それだったら人気のYouTuberに彼らが納得できるギャラを払って、人気YouTuberのラジオ番組を作って、学校訪問する方が良いでしょうね、きっと。

 

でも、ラジオって最終的には声で届けるメディアですから、本業で培ったものを忘れないでくださいね!

 

いろいろ書いて来ましたが、今、テレビの制作をやるにしても、イベントの仕事をするにしても、インターネットで記事を書くにしても、10年間携わったラジオで学ばせて頂いたことは、ヒジョーに大きいんです! これは新しい発信者として今後注目を集めていくであろうYouTuberさんらに代表される人は経験していない大切な学びです。

 

だから、ラジオには感謝しています。

 

ラジオ業界の皆様、これからも頑張って魅力的な音楽と情報をリスナーに提供し続けてくださいね。