「巧言令色鮮(すくな)し仁」という言葉があります。見せかけのうまい言葉には誠意がこもっていないという場面は確かにありますが、言葉そのものからその発言者が相手をどう見ているか把握するのはなかなか困難です。

 

人付き合いのうまい人や話上手な人は、大事なお客に対しても、見下した相手にも丁寧な言葉で接しますし、人づきあいの下手な人や話下手な人は、大事なお客に対してお世辞の1つも言えない人が多いからです。

 

言葉だけでなく接待も同じで、うまい人は、大事なお客に対しても、見下した相手にも丁寧に接する反面、下手な人はどちらに対してもまともな対応ができません。

 

その人が相手を本当に大事に思っているか、実は軽んじているのかは、できる限り早く見極めたいところですが、表面的な言動にはなかなか差異が表れず把握しにくいものです。

 

しかし、1つ決定的にはっきり差異が表れるところがあります。「相手の時間への配慮」です。