どんなにおいしいデザートもかなわないもの、それは、リモンチェッロ。はい、お菓子じゃなくてごめんなさい。お酒です。

 

たっぷりとイタリア料理をいただいた後の一杯のリモンチェッロは、極上のドルチェ。これだけで十分に満足できる濃密さと甘美さと爽やかさを兼ね添えているのだ。

 

■南イタリアカンパーニャ生まれのお酒

リモンチェッロは、南イタリア、カンパーニュ州のソレント、カプリ島、アマルフィなどで作られるリモーネ(レモンですね)のお酒。16世紀にはすでにこの地でレモンが広く栽培されていたとか。広めたのはイエズス会の修道士。日本のレモンと比べるとかなり大振りで、風味のもとにもなる皮が多い。

 

 

世界中の観光客をひきつける魅惑的なカンパーニャ。ここを訪れた人はだれもが海の青さと心地いい潮風とこの甘酸っぱいレモンのお酒に魅了されるのだ。日本にやってきたのは、ここを訪れた日本人観光客が持ち帰ったのが始まりだとか。その後、どんどん本場の味と雰囲気に近づく(追い越したという話もある!)日本のイタリア料理店で提供されはじめた。

 

今では、日本でも輸入物を簡単に買うことが出来るし、自家製リモンチェッロ(本場よりおいしいという話もある!)を出すところが増えてきた。これはうれしい。