6月6日、恒例のAKB48グループ選抜総選挙が福岡・ヤフオク!ドームで行われ、HKT48の指原莉乃(22)が念願の1位に返り咲いた。

 

もう第7回、であるらしい。つまり、今年満53歳となる私が満47歳だったときから始まった計算で、それはそれでけっこうすごいことだな……などと、素直に敬意の念を払ってしまう。

 

なにが「すごい」のかと言えば、やはり「ずーっと続いている」ってことに尽きるわけで、その“努力の成果”として、世間一般の“総選挙”に対する反応も微妙に変わってきている印象だ。喫茶店や電車のなかで、

 

「今年の総選挙、1位は誰だったの?」
「さっしー」

 

みたいな会話を普通に耳にするケースが、ままあったりするのである。

 

ちょうど私がSKE48の仕事をしていた関係で、武道館までナマ総選挙を観に行っていた50歳になったあたりのころはこうじゃなかった、と思う。当時はどこかファン以外の人たちはこの年1回の“お祭りイベント”を、「積極的に無視していた」フシがあったんだけれど、去年あたりから、そういう会場内と街とのいびつで激しい温度差がなくなってきている、気がする。日本国民の大勢がAKB48グループの総選挙というマンネリをようやく受け入れた、いや正確に表現すれば、

 

「総選挙がマンネリとなったから日本国民の大勢がそれを受け入れた」

 

のだ。